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TOYOTA アクア + ユニフォミティマッチングバランス調整(UMB調整)

今日はトヨタ アクア 15インチホイールバランス調整のご報告です。

弊社ホームページを見て早速、納車されたばかりの新車でのご来店です。

 

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フェンダーの中をご覧ください..   まっさらの新車です。

 

あれ、新車なのにどうして? と思われますが、実は弊社のマッチングバランス(UMB)調整が目的で、

アクアの新車を何度も試乗し、車体振動(微振動)がどうしても気になるとの事で、お悩みだった様です.. 。

 

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お客様は究極の無振動状態、つまり理想のアクアに仕立てあげたい..  と願っておられたようで

新車装着のBS エコピア EP25を弊社までの道のり、走行約20㎞で外し、レグノGR-XTに交換です。

(お客様のご指定でレグノGR-XTになりました。タイヤサイズ 175/65R15 84H)

 

作業は嵌合精度を高め、UMB(ユニフォミティ マッチングバランス)調整を実施しました。

もちろん外したタイヤは弊社で引き取らせていただきました。

 

○○様、弊社をご利用いただきまして誠にありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。

 

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TOYOTA アクア純正タイヤ  BS エコピアEP25

UMB(ユニフォミティ マッチングバランス)調整を実施しました。

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レクサスLS460のお客様にヨコハマ ADVAN dB 235/50R18 97W ご購入いただきました。

 

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TOYOTA 30セルシオのお客様に ピレリP1 225/60R16XL 102V ご購入いただきました。

 

本日はタイヤ交換2台のご報告です。

究極のタイヤバランス、ホイールバランスを体験してみたい!

というご要望の方に、当店でUMB(ユニフォミティ マッチングバランス)調整という作業を行っております。

 

もちろん、弊社のタイヤ交換作業は全て重量バランスのみではなく、位相合わせも行っております。
レクサスLS460、セルシオ のお客様にタイヤ交換、UMB調整が完了し、素晴らしいご感想をいただきました。

 

○○様、○○様、弊社をご利用いただきまして誠にありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。

フェラーリ(Ferrari)承認タイヤ  Fマーキング付

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ピレリ P ZERO SYSTEM  DIREZIONALE(ディレツィオナーレ) 回転方向指定

 

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ピレリ P ZERO SYSTEM  ASIMMETRICO(アシンメトリコ) 非対称パターン

 

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ご存知、ピレリ P ZERO SYSTEM ですが、現在もフェラーリ新車用として生産されています。

タイヤのサイドウォールに「F」マークが刻印されています。

 

ホイールの強度・耐久性について

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タイヤラボはタイヤ専門店ですが、当然の事ながら社外品ホイールも扱っております。

ご存知、レイズ製のTE37 SL です。(素晴らしい仕上げですね。)

こちらは特殊サイズで、 11J-18 インセット +18 というレース専用サイズとなります。

 

 

ここでホイールの強度・耐久性についてご説明いたします。

(ここでは通常アルミ製、アルミ鍛造品、マグネシウム製、等を指します。)

 

一般に知られてはおりませんが、実はホイールという製品もタイヤと同じく消耗部品です。

走行時間の著しく経過したもの、レーシング走行されたもの等、軽量ホイールなどは特に注意が必要です。

(高負荷を掛けられ、主に金属疲労を起こしている場合も同様です。)

 

扁平タイヤが装着されている場合は強度の問題もありますが、歪み等が出やすい傾向にあります。

(歪みが出た場合、ホイールバランス調整が難しく、困難な状態になります。)

 

歪み(振れ)が出ている状態で走行中にホイールが割れ、事故につながったという事例もあるのです。

予防対策としては、ホイールの点検、又は定期的に交換が望ましい、という事です。

 

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金属疲労により、ホイールリムにクラック(割れ)が出ています。 (走行1万㎞程度で発生した事例です。)

 

極端な話ですと、あのスーパースポーツカー、ブガッティ・ヴェイロン。

実際に最高時速407km/hを出す条件として、事前に全ての専用タイヤ(Pilot Sport2)及びマグネシウムホイールを新品に交換する。

4000㎞の走行で全てのタイヤ交換を推奨し、安全上、1万6000㎞の走行ごとにホイール(タイヤの両方)を全て交換する..  とあります。

 

これ以外にも、サーキット走行等をされる場合、この限りではありません。

 

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フォーミュラ1(F1)・ホイールについて興味深い記事がありましたので..  以下、引用させていただきます。

 

長期にわたる設計・検査プロセスにもかかわらず、ホイールの信頼性は100%確実ではない。

エンケイF1のホイールの理論的寿命は約3,000kmだという。
縁石による強打あるいは短時間のコースアウトで故障することは非常に稀であるが、軽い接触、リムを傷つける石、事故などは被害を及ぼすので、実際の平均寿命は2,500kmに近い。

最適の信頼性を確保するため、マクラーレンは定期的にホイールの非破壊検査を実施している。
しかしこのような努力にもかかわらず、予想外の事故から守ることは難しいので、ホイールの故障はどうしても発生する。
マクラーレンにとって、最も最近の例は2008年スペインGPだった。
ドライバーのヘイキ・コバライネンの高速クラッシュは、マシンの左フロントホイールの製造不良が原因とされた。

 

とあります。 極端な例ですが極限まで使用するとこうなります..  という事です。(驚きですね。)

 

ポルシェ承認タイヤ交換 ピレリ編

今回、ポルシェ996GT3 リア用承認タイヤをご紹介してみたいと思います。

(ピレリ P ZERO ROSSO  285/30ZR18 N4 )

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左が新品です。 さて、このタイヤに秘密が..

 

とても特徴的な形状をしておりますのでぜひご覧ください。

タイヤビード部がタイヤショルダー、サイドウォールから(約5cm程)、一気に落とし込まれた形状です。

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ポルシェ承認タイヤの多くはこの様な形状をしており、ポルシェ社のタイヤに対するこだわりを垣間見ることが出来ます。

 

マッチングバランス調整 はホイールリム、フランジ部を綺麗にクリーニングし、

歪み、振れが無いか細かく点検した上でタイヤフィッティング作業になります。

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さて、こちらはポルシェ承認タイヤでも最新の991カレラ用 20インチです。

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こちらは、ピレリ P ZERO タイヤサイズ フロント 245/35ZR20 91Y N0、リア 295/30ZR20 103Y N0

同じく、タイヤビード部がタイヤショルダーから(約5cm程)、一気に落とし込まれた形状ですね。

 

消費税引上げ施行日(2014年4月1日)をまたぐお取引について

2014年(平成26年)3月31日までにご予約、又は購入申し込みをしていただいた商品の引渡しが2014年(平成26年)4月1日以降になる場合の消費税率につきましては、 国の通達に基づき、8%の税率にて消費税の計算をさせていただきます。

 

インターネットにおける商品売買におきましては、代金の支払いが施行日前であっても、商品の引渡しが施行日以降の場合には8%の税率適用となりますので、 4月1日前後のお取引の場合には、何卒ご理解とご協力をお願い申し上げます。

 

  店主

 

オールシーズンタイヤ グッドイヤー Vector 4Seasons(ベクター フォーシーズンズ)タイヤテスト 2014

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TOYOTA ヴェルファイアにもグッドイヤー Vector 4Seasons が装着されていました。

 

題名にもありますが、グッドイヤー Vector 4Seasons(ベクター フォーシーズンズ)タイヤテスト、

舞台は福島県、裏磐梯のグランデコ・スノーリゾート(GRANDECO SNOW RESORT )特設会場です。

驚くほど沢山の車両、TOYOTA プリウスを筆頭に、マークX、ヴェルファイア、そして軽も用意してありました。

 

各車両に主役のVector 4Seasons、その他に比較のために用意された各社スタッドレスタイヤ

(ブリヂストンVRX、ヨコハマIG50、ミシュランX-ICE XI 3、GY ICE NAVI 6)

が装着してあり、これならば同じ車両を乗り比べることにより、同一条件ですから、一目瞭然で性能差が実感できる訳ですね。

(言うまでもなく、同一条件ですから、全て新品タイヤが装着してありました。)

 

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早朝 AM8:00 からスタート。

外気温は氷点下-8℃、標高約1000m。 早速、雪が舞う中でタイヤテスト開始です。

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コース路面は完全なアイスバーン状態。 カチカチです!

その上にパウダー状(さらさら)の雪が10~20cm積もった状態で、所々、凍結路面が露出している..

という、いかにも滑りそうな最適な条件で行われました。

 

テストは一般道を含め、上り、下り坂、オーバルコース、パイロンスラローム等が所々用意してあり、

思い切りブレーキを踏むことが出来ました。

 

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こちらはグッドイヤー ICE NAVI 6

 

先に各メーカー、スタッドレスタイヤ乗り比べの感想を申し上げますと…

(ヨコハマIG50、ミシュランX-ICE XI 3、ブリヂストンVRX、GY ICE NAVI 6)

やはり流石に代表選手陣、どれも素晴らしい性能を発揮してくれましたね!

どの製品も「止まる、曲がる..。」 これは各メーカー努力の「結晶」でしょう。

 

実はこの条件下において性能差がはっきりと確認出来た訳ですが..

順位はここでは申し上げることが出来ませんが、やっぱり、ではなくて、これが.. 。

という結果に皆が驚きました!

 

☆ ぜひ一度お願いしたいのは、メーカー対抗!スタッドレス綱引き合戦ですかね~。

これは一目瞭然(笑)。

 

さて、今回本命のグッドイヤー Vector 4Seasons( ベクター フォーシーズンズ)タイヤテストの感想です。

 

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新型カローラ・フィールダーの乗り比べも出来ました。

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特にプリウスにグッドイヤー Vector 4Seasons( ベクター フォーシーズンズ)はベストマッチングでした。

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あまりの寒さに、つららが出来ています。

 

結論から言いますと、この様な条件下においても驚くほど十分な性能が発揮されました。

一番重要な「止まる、曲がる」ですが、スタッドレスに近い、いや、スタッドレスタイヤのような感覚に圧倒されました。

急制動時の「ギュギュギュ~、、」という雪を踏み固める音はスタッドレスと引けをとらない位ですから。

 

まず発進時のアクセルワークに注意さえすれば、スタッドレスタイヤに匹敵するのでは、、

と感じた位ですが、ツルツルの凍結路面が露出しているという箇所では、同メーカーの ICE NAVI 6 に比べますと、やはり注意が必要でした。

でも、「いやあ、この条件下でも十分使えるタイヤじゃないですか!」 というのが率直な感想です。

 

Vector 4Seasons は、凍結路面(アイスバーン)さえ気を付ければ十分に安全が確保される、

一定の雪上でも安定して走行できる素晴らしいタイヤであると思います。

(圧雪路であればかなり安全に走りきることが出来ました。)

次回はこのタイヤでドライ路面、夏場でのタイヤテストをしてみたいですね!

 

最後の試乗テストは何と、5万5千キロ走行したという、Vector 4Seasons(195/65R15)でしたが、

流石にオーバースピード時には終始滑る感じはありましたが、無事コースを走りきることが出来ました。

(溝がまだ半分以上あった事にも驚きました。)

 

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最後になりますが、この機会を与えてくださった関係者様、そしてスタッフの皆様、
この場をお借りしましてお礼を申し上げたいと思います。 ありがとうございました。

 

オールシーズンタイヤ グッドイヤー ベクター フォーシーズンズ(Vector 4Seasons)の魅力

今話題のオールシーズンタイヤ

グッドイヤー ベクター フォーシーズンズ(Vector 4Seasons)の魅力!

 

カタログでは、日本の四季に見合ったオールラウンドな高性能がウリになっており、

高速道路等のタイヤチェーン規制下においても走行可能なオールシーズンタイヤということです。

 

もちろん、一流タイヤメーカーがここまで自信に満ち溢れた宣伝をする..

ということは本当に良い製品なのでしょう。

(細部の説明はメーカーホームページに記載されておりますので、ここでは割愛させていただきます。)

 

この商品、弊社でもお問い合わせが多く、でも実際にはどうなのか..  というような疑問があったのです。

 

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具体的にはトップクラスのスタッドレスタイヤに比べ、極寒のアイスバーンでどこまでついていけるのか?

ライフは、静粛性は、最後に燃費は?..  というようなものです。

 

確かに、そんな魔法のようなタイヤは存在しない訳であり、

予算に余裕があったなら冬専用のスタッドレス + 高性能サマータイヤが間違いのない選択です。

(ただ置き場所等の問題がネックですが。)

 

性能差、これを見極めるには、実際に体感する事。

つまり、同一条件による乗り比べしかないと思っておりました。

 

そこにメーカー様から嬉しいお誘いが、、

(そうです、)タイミング良く、同一車両による試乗会でした。

どうせなら、人気スタッドレスタイヤ、(以下、順不同)ブリヂストンVRX、ヨコハマIG50、ミシュランXI3、もちろん、グッドイヤー ICE NAVI 6 等と性能を比べてみたいと思っておりました。

さて、試乗会での感想ですか?..  これが予想外の展開に..  (予想順位が、、)

 

次回に続きます。

 

スペアタイヤ・応急用タイヤの点検

最近の乗用車の場合、スペアタイヤがオプション設定という車両も多く、その必要性が論じられております。

スペアタイヤ・応急用タイヤの点検と題して現状をまとめてみました。

 

まず、スペアタイヤ・テンポラリータイヤ(テンパータイヤ)を総じて応急用タイヤと言いますが、

応急用タイヤの場合、空気圧は日本で使われている単位(kgf/cm2)で約4.2キロという高圧力です。(注

 

実はタイヤの劣化により、その応急用タイヤがトランク内で破裂するというような事例が報告されています。

 

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1986年製 フェラーリ328GTBのスペアタイヤ(テンポラリータイヤ)ですが、点検時にエアーが入りません。

フロントラジエーターの熱により、フロントトランク内でバースト(破裂)していました。

 
タイヤのゴムの劣化を考えますと寿命は7~8年、10年以上経過した応急用タイヤは点検が必要です。

勿論、劣化によりヒビが入っていましたら即交換をお薦めします。

 

 

注) 最近、気圧の単位としての表示がミリバールからヘクトパスカルに変わってきています。

これは最近kgf/cm2に代わり主流になりつつあるキロパスカルという単位です。

日本で使われている単位(kgf/cm2)2.0の場合、キロパスカルに直しますと、200kpaになります。

グッドイヤー ベクター フォーシーズンズ(Vector 4Seasons)

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今日は全天候型、オールシーズンタイヤのご紹介です。

 

雪が降っても 「あ・わ・て・な・い」がキャッチコピーのこのタイヤ、

日本の四季にあわせてとてもよく出来たタイヤであると思います。

 

シーズン毎のタイヤ履き替えが面倒、という方にお勧めです!