日別アーカイブ: 2014年2月20日

オールシーズンタイヤ グッドイヤー Vector 4Seasons(ベクター フォーシーズンズ)タイヤテスト 2014

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TOYOTA ヴェルファイアにもグッドイヤー Vector 4Seasons が装着されていました。

 

題名にもありますが、グッドイヤー Vector 4Seasons(ベクター フォーシーズンズ)タイヤテスト、

舞台は福島県、裏磐梯のグランデコ・スノーリゾート(GRANDECO SNOW RESORT )特設会場です。

驚くほど沢山の車両、TOYOTA プリウスを筆頭に、マークX、ヴェルファイア、そして軽も用意してありました。

 

各車両に主役のVector 4Seasons、その他に比較のために用意された各社スタッドレスタイヤ

(ブリヂストンVRX、ヨコハマIG50、ミシュランX-ICE XI 3、GY ICE NAVI 6)

が装着してあり、これならば同じ車両を乗り比べることにより、同一条件ですから、一目瞭然で性能差が実感できる訳ですね。

(言うまでもなく、同一条件ですから、全て新品タイヤが装着してありました。)

 

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早朝 AM8:00 からスタート。

外気温は氷点下-8℃、標高約1000m。 早速、雪が舞う中でタイヤテスト開始です。

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コース路面は完全なアイスバーン状態。 カチカチです!

その上にパウダー状(さらさら)の雪が10~20cm積もった状態で、所々、凍結路面が露出している..

という、いかにも滑りそうな最適な条件で行われました。

 

テストは一般道を含め、上り、下り坂、オーバルコース、パイロンスラローム等が所々用意してあり、

思い切りブレーキを踏むことが出来ました。

 

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こちらはグッドイヤー ICE NAVI 6

 

先に各メーカー、スタッドレスタイヤ乗り比べの感想を申し上げますと…

(ヨコハマIG50、ミシュランX-ICE XI 3、ブリヂストンVRX、GY ICE NAVI 6)

やはり流石に代表選手陣、どれも素晴らしい性能を発揮してくれましたね!

どの製品も「止まる、曲がる..。」 これは各メーカー努力の「結晶」でしょう。

 

実はこの条件下において性能差がはっきりと確認出来た訳ですが..

順位はここでは申し上げることが出来ませんが、やっぱり、ではなくて、これが.. 。

という結果に皆が驚きました!

 

☆ ぜひ一度お願いしたいのは、メーカー対抗!スタッドレス綱引き合戦ですかね~。

これは一目瞭然(笑)。

 

さて、今回本命のグッドイヤー Vector 4Seasons( ベクター フォーシーズンズ)タイヤテストの感想です。

 

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新型カローラ・フィールダーの乗り比べも出来ました。

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特にプリウスにグッドイヤー Vector 4Seasons( ベクター フォーシーズンズ)はベストマッチングでした。

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あまりの寒さに、つららが出来ています。

 

結論から言いますと、この様な条件下においても驚くほど十分な性能が発揮されました。

一番重要な「止まる、曲がる」ですが、スタッドレスに近い、いや、スタッドレスタイヤのような感覚に圧倒されました。

急制動時の「ギュギュギュ~、、」という雪を踏み固める音はスタッドレスと引けをとらない位ですから。

 

まず発進時のアクセルワークに注意さえすれば、スタッドレスタイヤに匹敵するのでは、、

と感じた位ですが、ツルツルの凍結路面が露出しているという箇所では、同メーカーの ICE NAVI 6 に比べますと、やはり注意が必要でした。

でも、「いやあ、この条件下でも十分使えるタイヤじゃないですか!」 というのが率直な感想です。

 

Vector 4Seasons は、凍結路面(アイスバーン)さえ気を付ければ十分に安全が確保される、

一定の雪上でも安定して走行できる素晴らしいタイヤであると思います。

(圧雪路であればかなり安全に走りきることが出来ました。)

次回はこのタイヤでドライ路面、夏場でのタイヤテストをしてみたいですね!

 

最後の試乗テストは何と、5万5千キロ走行したという、Vector 4Seasons(195/65R15)でしたが、

流石にオーバースピード時には終始滑る感じはありましたが、無事コースを走りきることが出来ました。

(溝がまだ半分以上あった事にも驚きました。)

 

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最後になりますが、この機会を与えてくださった関係者様、そしてスタッフの皆様、
この場をお借りしましてお礼を申し上げたいと思います。 ありがとうございました。