日別アーカイブ: 2018年3月4日

マクラーレン(McLaren) 675LT + ピレリ P ZERO™ TROFEO R (ピー・ゼロ トロフェオ アール) タイヤ交換

 

マクラーレン(McLaren) 675LTのお客様に

ピレリ P ZERO™ TROFEO R (ピー・ゼロ トロフェオ アール)をご注文いただき、交換作業が完了しました。

タイヤサイズは F 235/35ZR19 91Y 、R 305/30ZR20 99Y です。(マクラーレン承認 MCマーク付きです。)

 

 

マクラーレンシリーズの中でもこの究極の675LTは、市販タイヤ最強のセミレーシングタイヤ

ピレリ P ZERO™ TROFEO R (ピー・ゼロ トロフェオ アール)が純正装着されています。

このタイヤは一般公道走行可能なセミレーシングタイヤです。

 

675LTの意味は675PS/7,100rpmを発生し、LTはマクラーレンレースカー特徴のロングテールを指します。

 

こちらはフロントタイヤ 235/35ZR19 91Y

 

こちらがリアタイヤ 305/30ZR20 99Y

 

UMB調整(ユニフォミティ・マッチング・バランス調整)は必須となります。

今回、貼り付けウエイトはホイールに合わせて艶消しブラックを使用しました。

 

タイヤ交換作業は、きっちりと組み上げて調整しないと、間違いなくハンドルが振れ(ブレ)ます。

或いは高速時において、車速に比例して車体振動が発生します。

容易に時速300㎞以上出るマクラーレンでさえ、アクセル全開出来ません。

 

サーキット走行後という事で、ホイール洗浄を行いました。

これはホイール内側に張り付いたデブリ(タイヤカス)を剥ぎ落とす作業と、カーボンブレーキから生じる粉を洗い流す為です。

 

ブレーキキャリパー、バブクリーニング作業を行いました。

 

チタニウム製、純正ホイールボルト

 

 

交換作業の注意点ですが、(もちろんこの車だけではありませんが、ミスは許されません。)

マクラーレン社指定のジャッキアップポイント、及び指定トルクにより厳格に決められております。

 

交換はクルー全員で事前に綿密な打ち合わせを行い、作業予定時刻を大幅に短縮することが出来ました。

タイヤ交換作業は熟練した職人2名、そして今回は私がブレーキ、バブ廻りのクリーニングを担当しました。

 

弊社は創業以来、ピレリタイヤ正規代理店として半世紀にもなります。

(阿部商会から始まり、現在ではピレリジャパンに成りました。)

このような特殊なタイヤも供給いただく事は、日頃より本当に感謝しております。

又、安全にという課題を探求し、装着技術におきましても日々努力する所存です。

 

○○様、いつも弊社をご利用いただきまして誠にありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。