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古いタイヤの注意点。

かなり気をつかっていても、時間とともに劣化するのがタイヤの悲しい性。
こちらは10年以上大切に使用していましたタイヤですが、点検すると判ります。
溝はまだまだ残っておりますが、よく調べてみますと劣化している事があるのです。

これはフェラーリF512Mに付いていたフロント用のタイヤです。
(新車時に付いていたタイヤになります。)
路面の温度変化(夏は70℃位まで上がります。)やオゾンの影響で時間と共にみられる現象です。
このようにタイヤトレッド面にヒビ(クラック)が見られる場合、タイヤトラブルの原因となりますので(安全運転の為に)交換をお勧めします。 

P ZERO コルサシステム

こんな事もあるんですね。日常では考えられませんが、サーキットを走るとこうなります。
表面のゴム(トレッド)が溶けてしまうんです!(ムルシェラゴLP640のフロントタイヤです。)
逆を言いますと、トレッドが摩擦熱により溶けることによってグリップ力が上がるんですね。
手で触ると分かります。熱くなるんです。(熱い走りですね!)
レースを本気で戦いますと30〜40分で交換することもあります。
タイヤはピレリP ZERO コルサシステムです。

P ZERO プレゼンテーション

MISSION ZERO。 その心はタイヤをゼロからスタートして造り上げたものでありました。
高性能な車(ハイパフォーマンスカー)においてタイヤは非常に重要なもの。というのは皆さんも良くご存知かと思いますが、タイヤが進化して行くからこそ、車も同時に進化しているのだろうと感じました。
P ZERO。素晴らしい新コンセプトに基づき、最適化された接地面形状等、革新的なタイヤ設計へのアプローチ。尚且つ、快適性や環境への配慮。この新しいP ZEROはその元に生まれたのであります。(とにかく良く出来たタイヤなんですね。)
プレゼンの内容は退屈することなく、非常に興味深く貴重な体験でありました。
時間の関係もあり、試乗できる車両は一人あたり2台という事でしたが、富士スピードウェイ、本コースを走る事が実現いたしました。又、この機会を与えてくださったピレリジャパンの関係者様、この場をお借りしましてお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。

塾長S氏のドライブするムルシェラゴ LP640 にも同乗させていただきました。 感謝!
(同年代なんです!)

コーナーへのアプローチ、ターンイン、アクセルワーク、どれを取っても非常にスムーズ。
お見事!

AMG 20インチ

昨日はお客様の依頼でAMG 20インチの組み換え作業を行いました。
AMGのホイールはメーカー純正ということもあり、精度に関しては正に完璧でした。
非常に厳格なまでのドイツ人魂が伝わってきます。
横浜ゴムの新作ADVAN SPORTS も日本を代表する素晴らしいタイヤですね。
ドイツのスポーツカー純正指定にも選ばれ、正に風格十分です。
さすがメイドイン.ジャパン!

タイヤ交換の結果。

今回、購入2年目にあたり新車用タイヤTOYO J36 を交換してみました。
製造は2005年製でサイズは175/70R-14 84S、走行距離は約12,000km。 現在、別にこれといった性能の低下は感じられません。
唯一、雨が降った時に若干ですが、ハンドルに頼りなさを感じた程度です。
(新車用タイヤは本当に問題点が少なく、優等生なタイヤですね。)
車はトヨタ カローラ・フィールダー(平成17年式)。街角でよく見られます普通のワゴン車です。
これを新品タイヤに交換すると効果はあるのでしょうか。(もしかすると劇的に良くなったりして。なんて期待をしてしまいます。)

ご覧になっています方々、何ともったいない!(クレイジー)とお思いでしょうが、今回の趣旨は皆様がまだまだお使いになっています(7部山)状態で新品のタイヤと比べて、どれだけの違いがあるかの再確認のためでもあります。
(まだまだいけるであろうバリ山?がどれだけ性能低下をもたらしているかの再確認です。)

現時点での残り溝は、見た目は7〜8部山ありそうな感じでありましたが、専用ノギスで測りましたらフロントタイヤ4.5ミリ〜5ミリ、リアタイヤは5ミリ〜5.5ミリという事ですのでほぼ間違いなかったようです。(このままですとあと、2万kmは間違いなく乗れる感じでありました。)

新車時にアライメントの調整を確認したためか、減った状態のタイヤは左右ともに均一に磨耗しており、トーイン及び、アライメントの調整は今のところ必要なしです。

装着する新品タイヤは同一の物を予定しておりましたが、今回、せっかくなので同じメーカーでTOYO TEO plus (テオ・プラス)という最新のエコタイヤに決定しました。(勿論サイズは同サイズで175/70R-14 84S。)
新品タイヤの残り溝は7ミリ〜7.5ミリ位です。(これは他のメーカーもほぼ同じで、もっとあったはず!と思いますよね。) でも実際はこれ位なのです。(ごく一部のスポーツタイヤは新品でも4.5〜5ミリ程度!)

…さて、実験結果をまとめてみました。
結論から申し上げますと。効果はあり!! であります。(やはりと言いますか。。)

○第一印象はハンドリングがとてもしっかりした感触で、轍(わだち)にもとられにくく安定感が向上です。
○タイヤノイズはもともと静かだったのですが、もっと静かになりました。
○雨天時の直進性、ブレーキ性能アップ!!(これらはTOYO TEO plus というタイヤのお陰もあると思いますが。)
 
..という驚きの実体験でありました。 (今回、35,000円弱の投資金額でした。)
営業抜きにしてもこの行為は間違いない!と改めて実感しましたが、交換するかしないか(二つに一つですから)どちらを選ぶか.. ですね。

新車用タイヤと補修用タイヤの違い

お客様によく聞かれる質問。 この車には一番どのタイヤが良いのですか?
お答えから申し上げますと、予算を考えないのであれば、現在新車時に付いてくる新車用タイヤが一番のベストと言って良いでしょうか。

一昔前でしたら、新車時のタイヤはコストを下げるために余りにも貧弱なタイヤが装着されていました。(問題視されたこともあります。)
ですが時代が変わり、自動車メーカーはタイヤメーカーと共同開発し、現在そのモデルに見合う専用設計されたものを新車用タイヤとして装着しています。
そのためにタイヤメーカーは数十種類の試作タイヤをそのモデルに装着し、ありとあらゆる走行条件に合わせテストを繰り返していると聞きます。

一番重要視されるのは、耐摩耗性を重視するということでしょうか。又、最近では転がり抵抗を重視したハイブリッドカー専用タイヤも増えてきています。
その開発費用は数十億円ともいわれますから、その新車用タイヤをチョイスするというのはまず間違いないでしょう。
一般の自動車ユーザーがその車に使う交換タイヤはせいぜい4、5回程度と思いますが、各メーカーは数十万キロに及ぶテストを繰り返しているのですから。

実際の話として一番多く耳にするのが、新車用タイヤが4〜5万km持ったのにそれに見合う(TVで宣伝している)高性能タイヤを付けたら3万km持たずにでもうスリップサインが見えてしまった。という話です。
逆に耐摩耗性よりタイヤ性能を重視される方はお好みのもので宜しいかと思います。
予算は補修用の一般タイヤの2〜3割り増しということですが、トータルで考えれば高い買い物ではないと思います。

このタイヤはレガシー スペックB専用タイヤ ポテンザRE050 215/45R18 になります。
 

ミシュランXWX

ヴィンテージカー用のタイヤも扱っております。 お問い合わせ下さい。
こちらのタイヤはミシュランXWXになります。

レグノGR-9000が入荷しました。

本日、ブリヂストンの最新作、レグノGR-9000が入荷しました。
高レベルの静粛性というパフォーマンスで高い評価を得ております。

 <お値段、サイズ等、ぜひお問い合わせ下さい!>

安全のお値段

このタイヤはBMW 3シリーズ専用のランフラットタイヤになります。
左から、ミシュラン プライマシーZP、コンチネンタル プレミアムコンタクト SSRです。
最近、BMWの新車装着にランフラットタイヤの装着が増えました。
以前に比べ、安全に対する認識が高まっているようですね。
タイヤのコストは依然高めで通常のタイヤより約1.5倍近くしますが、装着車が増えるにしたがって現在よりも低コストになると思います。
<タイヤメーカーさん、期待してますよ!>

24♡ の謎。

先日、ミシュランTRXのタイヤトレッドを見ておりましたら、何やら記号が…
ミシュランタイヤには所々ムッシュ ビバンダム君が刻印されておりますが、その近くに発見したのです。

当、タイヤラボ研究所が調査(?)した結果では、恐らくTRXが発表,生産されたのが1980年の初頭ですからそれから24年間製造していますよ!という事なのでしょう。

…でも、シャレていませんか? だとしたらお洒落な演出ですね。