F 235/35ZR-19 XL 91Y
R 285/35ZR-19 XL 103Y
フロントタイヤのサイドビュー
リアタイヤのサイドビュー
ピレリ P ZERO™ TROFEO (ピー・ゼロ トロフェオ) 。 「勝利のためのタイヤ」
これはスーパースポーツカー専用(ポルシェ、フェラーリ、ランボルギーニ、BMW、etc..)タイヤということで
今年の5月から既に先行輸入されています。
P-ZEROシリーズの中でもドライグリップを追求したセミレーシングタイヤ、P-ZERO CORSA 及びP-ZERO C の後継モデルとして位置するタイヤという事になります。(現在は18、19インチのみの生産となっております。)
一言で言えば、公道走行可能な新セミ・レーシングタイヤ。公道を走行可能である究極のSタイヤなんです。
しかも説明によりますと、原材料からアロマティック・オイルを排除したことにより世界的な環境問題にも配慮しているそうです。
画像のタイヤですが、
フェラーリ430スクーデリア用 F(フロント)235/35ZR-19 XL 91Y、R(リア) 285/35ZR-19 XL 103Y になります。
このタイヤはすでに弊社では数台交換を済ませておりますが、まず特徴としては驚くほど軽く出来ているのです。
(P ZERO CORSA と比べますと差は歴然です。)
そして高速走安性を追求し、浅溝設計になっています。
縦溝の一番深いところで約5ミリ。外側トレッドの細長いディンプルで実に約2.5ミリ程です。
興味深いことに製造国はTurkey(トルコ製)で、あのピレリ P ZERO スリックも同じトルコ製ですから
もしかすると設計、内部構造も一部共有しているのかもしれません。
これは P ZERO スリックの公道用と考えるのが自然でしょうか。
ここだけの話ですが.. ホイールにフィッティングした感触は今までにない感覚。
ホイールバランスも恐ろしくゼロに近く、軽量、浅溝設計(実質約5ミリ)の効果があるのでしょうか、
まあ非現実かもしれませんが、これは正しく時速300kmが日常可能なタイヤであると思います。
そしてこの新次元のスポーツタイヤ、コントロール性はもとより、ラップタイム等は飛躍的に向上することでしょう。
又、ホイールへのタイヤの装着時においても、ビード部分の独特な寸法や新開発の材料の採用によりリムとの勘合がより強固なものになっており、驚くことに弊社が確認したところ、メーカーから指定された約2バール前後での空気圧において通常のSタイヤに見られるホイールとタイヤの位置ズレは未だ確認出来ておりません。
つまりメーカーが発表する
「ピレリ P ZERO™ TROFEO はその性能を発揮させるために特別に圧力を上げる必要はありません。」
というのは事実です。
7/28 現在のサイズリストです。
・225/40ZR18 ボクスター(F)
・235/40ZR18 911 GT3RS / GT2/ボクスター/ケイマン(F)
・245/40ZR18 ランサー EVOX / WRX Sti
・265/40ZR18 ボクスター/ケイマン(R)
・265/35ZR18 ボクスター(R)
・295/30ZR18 911 GT3RS(R)
・255/40ZR19 BMW M5 / M6 (F)
・225/35ZR19 F430(F)
・235/35ZR19 F430 / 430スクーデリア / 911 GT3RS / GT2 / ケイマン /ランボルギーニガヤルド(F)
・245/35ZR19 BMW M3(F)
・265/35ZR19 BMW M3(R)
・285/35ZR19 F430 / 360チャレンジ / 430スクーデリア / BMW M5・M6
・295/30ZR19 ランボルギーニガヤルド(R)
・305/30ZR19 911 GT3RS(R)
・325/30ZR19 911 GT2(R)
ぜひ、お問い合わせ下さい。
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さて、気になる話題ですが..
先月の6月23日、ミラノにおける記者会見で何と2011年からのF1の単独(供給)サプライヤーに決定。
ピレリのF1復帰。これは将来を見据えた活動ということですが、実に何年ぶりでしょうか。
このF1へのタイヤ単独供給に関するプレスリリースによりますと
FIA世界モータースポーツ評議会は現行のF1レギュレーションを修正し、
ピレリは新たに6種類のタイヤをチームに供給。それは様々なドライ路面に適応するように
コンパウンドの異なる4種類のスリックタイヤ、ヘビーレイン用のレインタイヤ、
そして、濡れた路面やライトレイン用のインターミディエイトの計6種類になるとの事。
今後はF1そしてピレリから目が離れなくなりそうです。
ポルシェ993GT2、タイヤ交換作業のクルー
左が993ターボ用 285/30ZR-18(リア)、右が997 カレラS用 295/30ZR-19(リア)になります。
年式やモデルによりタイヤトレッド幅(太さ)もそうですが、外径が全く違います。
前回ご説明の通り、ポルシェ(PORSCHE)承認タイヤですが
一昔前(25年程前)まではポルシェサイズといえば F 205/55R-16、R 225/50R-16 がスタンダードサイズであり、
それでも当時ではとても太くて高価なタイヤ.. というイメージが強い印象でした。
さて、現在は各モデルごと、そしてF,Rサイズが異なる場合がある為、タイヤメーカーはこれらすべてを揃えなければならない訳で、製造年式(イヤーモデル)等を考慮しますと現在生産している例ではミシュランタイヤの場合、約25サイズが必要となるのです。
勿論、20年以上前の絶版タイヤサイズを含めますと約10サイズが追加になり、現在生産されていればこれは大変なラインナップになると思います。(ミシュランタイヤの場合)
ポルシェ(PORSCHE)承認タイヤの特徴ですが、一言で言えばポルシェパーツの一部という事でしょう。
特にビード部、サイドウォール、トレッド部の剛性が通常品よりも高く、精度も厳密に管理されています。
サッカー ワールドカップ 2010.. 日本代表、本当にご苦労さまでした!
そういえば、タイヤメーカーがスポンサーとして出ていたのをご存知でしょうか?
オレンジ色の横断幕が印象的でしたが、Continental (コンチネンタル タイヤ)。何度も目に入りましたね〜。
ご存知、ヨーロッパの有名なタイヤメーカー(ドイツ)。中でも品質管理が徹底していることでも有名なんですよ。
ポルシェ、BMW、メルセデスベンツ(BENZ)等の純正装着でよく見かける方も多いと思います。
画像のタイヤは Continental ContiSportContact3 (コンチネンタル コンチスポーツコンタクト3)のサイドウォール。
これはチェッカーフラッグ、もしくはサッカーボールを意識したデザインですね〜。
今回ご紹介のタイヤは、ミシュラン Pilot sport PS2 (パイロット スポーツ ピーエスツー)N3です。
このタイヤはご存知ポルシェに多く装着されている高性能タイヤのベストセラーモデルで
専用のNマーキング付ですから承認タイヤとなります。
(これはポルシェ承認タイヤの証であり、PORSCHEに数多く純正装着されている専用設計のタイヤであります。)
さて、Nの次に表示される数字ですが、装着するポルシェのモデルや承認された時期を明確にするためでしょうか
通常はNO,N1,N2,N3,N4.. という順で表示されます。 (同サイズでも仕様が異なるため数字で明記しています。)
恐らく厳格なポルシェ社の基準を満たすためにこのような方法をとったものであると思われます。
今回装着する車両はポルシェ993ターボ。タイヤサイズは F 225/40ZR-18 88Y N3, R 285/30ZR-18 93Y N3
(トレッドはアウターとインナーで違うタイプで非対称パターン。リアタイヤは285サイズですので6リブパターンになります。)
今まで使用していたタイヤはブリヂストン S-02 N-2バージョンであり、
当時はポルシェ専用タイヤとして承認され911(993)ターボ等に数多く装着されていました。
外したタイヤですが、特にリアタイヤの残ミゾは約1〜2ミリ弱で、そろそろ交換.. といったところでした。
(因みに法定では残溝が1.6mm以下のタイヤを使用しての走行は不可となっています。)
以前ご説明の通り、通常このクラスのハイパフォーマンスカーの場合、ポルシェ、BMW、BENZ等もそうですが
残ミゾ3.0mmでのタイヤ交換を強く推奨しているようです。
又、高出力のリアエンジンであるが故にエンジン周りの発熱量も高く、熱によるタイヤの劣化も早いようです。
尚、HP,当社の特徴にもありますが、特に高性能タイヤに関して
現在はメーカーの協力もあり、新しいものがその都度入荷しておりますので在庫数は調整しております。
弊社はお客様に一番ベストなものを考え、ご満足いただけるよう日々努力しております。
今回はお客様のご要望で☆ ☆ ユニフォミティチェック、応力分散式ホイールバランス調整を行いました。
(ホイール単体でのバランスチェック、ホイール洗浄を含みます)
○○様、ご購入ありがとうございました。
昨日はお昼前から天気が不安定で夕方にはなんと雹(ひょう)が降りました。
走行中の車両に当たる音がパチパチと.. ビックリしました!
さて今回ご紹介のタイヤは、ピレリ Cinturato P6 (チントゥラート)です。
(ダンロップの新車用タイヤからの交換となりました。)
装着するのはホンダ フィットRS。タイヤサイズは185/55R-16 87H になります。
このタイヤサイズはバリエーションの数少ないフィットRS専用タイヤになっております。
タイヤの選択肢が少ない中、今回ピレリの新型エコタイヤということでこちらに決定いたしました。
○○様、ご購入ありがとうございます。
今回はスバルレガシー タイヤ交換のご報告です。
交換するタイヤはピレリP7 215/45ZR17 91W 4本になります。
このピレリP7はご存知、伝統の非対称パターンを採用し、ピレリジャパンのカタログにもありますが、
ハンドリングと低騒音両立したプレミアムコンフォートタイヤであり、非常にバランスのとれたタイヤと思います。
(それだけではありません、) 実はアウディ、メルセデスに新車装着されるほど実績があります。
又、このサイズは前回ご説明のP7000と同様、数年前からチャイナプロダクト(中国の新工場での生産)に移行、
品質が高く、なおかつ現在では低価格にてご提供できるものとなりました。
弊社のホイールバランサーにて確認しましたが(画像の通り)、精度の高い造りであることが確認できます。
○○様、この度はご購入ありがとうございました。
昨日はボルボ(VOLVO)850 T-5R のタイヤ交換及びハブ面のクリーニング作業を実施しましたので
ご紹介させていただきます。
交換するタイヤはピレリ P7000 215/45ZR17 87W 4本になります。
(今回はタイヤ交換作業の説明は省略させていただきます。)
まずここでこのタイヤを少しご説明させていただきます。
このピレリP7000。とても息の長いベストセラーモデルでピレリで有名なのはご存知の通り..
実はピレリジャパンの責任者からお聞きしたのですが、
数年前からチャイナプロダクト(中国の新工場での生産)に移行し、品質が向上しているとのことです。
(以前のピレリP7000とは全く違い、かなり進化しているそうです。)
タイヤ製造工程は最新の完全なロボット生産でありまして、人間がボタン一つで出来るそうです。
弊社でもこのタイヤををすでに販売しておりますが、値段からすると信じられない位のクオリティであると思います。 特に真円度、ユニフォミティは上級クラスと変わりない程です。
お察しの通り、ロードノイズは上級クラスのP ZERO、P7 等に比べますと若干多めですが、路面の状態を把握するのに都合の良いタイヤですし、ステアリングの初期応答性も良く人間の感性に合う味付けになっております。
事実、内部構造が見直されたお陰でしょうか、10数年前から同タイヤを販売しておりますがロードノイズは以前より静かになった印象です。
さて、弊社は通常のタイヤ交換とは別にオプションで以下の作業も行なっております。
(尚、この場合は車両及びタイヤホイールをお預かりで通常の作業にプラスとなります。ぜひご相談下さい。)
<☆ユニフォミティチェック、応力分散式ホイールバランス>
これは時間をかけて作業します。(ホイール単体でのバランスチェック、ホイール洗浄を含みます)
<☆ハブ面のクリーニング>
ホイールハブとブレーキ面と固着防止のためにスレッドコンパウンドを塗布いたします。
(実はこのホイールハブ、主に鋳鉄製が多い為に錆が非常に出やすいのです。)
ハブ面のクリーニングを実施することにより、タイヤの変磨耗や車体振動を防ぐ効果があります。
余談ですが ボルボ 850 T-5R。 個人的にもこの限定車は以前から気になっている車です。
動力性能も素晴しいのですがこのデザインは最高ですね。
○○様、この度はご購入ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。
(その後、素晴しいインプレッションをいただき感謝しております。)
今回ご紹介のタイヤは、ピレリ P ZERO(ピー・ゼロ) RUN FLAT(ランフラット)タイヤです。
装着する車両はBMW525i(E60)5シリーズ。 タイヤサイズはF、R 共に 245/40R-18 93Y RUN FLAT です。
トレッドパターンは前回4/11の17インチ(205/50R-17)とはサイズ違いのため、スポーティな印象ですね。
前回、BMW 承認タイヤでもお話したと思いますが、(実は重要なお約束事なのですが.. )
BMWマニュアルによれば雨天時の走行を考慮し、残ミゾ3.0mmでのタイヤ交換を強く推奨しているようです。
さて、こちらのサイズは元々ピレリ社ではBMW承認(☆印、スターマーキング付き)の設定がないのですが、
実はこれピレリ社が新しく提案するBMW、アウディ(AUDI)、レクサス等のランフラットモデル全てに対応できるタイヤであるということです。 (この245/40R-18のサイズは対応する車種が多い為と思われます。)
又、このシリーズはサイドウォールの屈曲と熱の発生を抑えるSキューブ構造により非常に高度な設計であり、
個人的にもこの P ZEROはとてもBMWにマッチしたスポーティ、かつ快適なタイヤであると思います。
○○様、ご購入ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。
注)承認タイヤそしてランフラットタイヤについてはこちらにご説明があります
ブリヂストン POTENZA(ポテンザ)S001
Continental ContiSportContact3 (コンチネンタル コンチスポーツコンタクト3)
プレミアムカー用のタイヤ、人気商品を比べてみました。
ブリヂストン POTENZA(ポテンザ)S001 と
Continental ContiSportContact3 (コンチネンタル コンチスポーツコンタクト3)です。
何故かトレッドパターンが似ていますね。
最近の傾向としましては、今流行の非対称トレッドパターン(外側と内側のデザインが違います。)が基本であり
明らかにトレッドブロックの間隔が広く、排水性を考慮したデザインが特徴であると思います。
今回ご紹介のタイヤは、ピレリ P ZERO(ピー・ゼロ)ランフラット・タイヤです。
最近はランフラットタイヤも次世代の新しいテクノロジーを搭載、以前のものと比べ
乗り心地やタイヤノイズ等がかなり改善され、とても良い製品に変わりつつあります。
今回装着する車両はBMW 120i(6AT)コンパクトハッチ「1シリーズ」。
タイヤサイズはF 205/50R-17 89V、R 225/45R17 91V です。
(リアタイヤはまだ溝が残っていたため、今回はフロントのみとなります。)
今まで使用していたタイヤは同メーカーのピレリ ユーフォリア。 実は同じランフラット・タイヤでしたが
新しくBMW承認タイヤにはピレリ P ZERO(ピー・ゼロ)ランフラットが設定があるため、このタイヤに交換となりました。 (☆印、スターマーキングの隣にランフラットタイヤの証であるRSCマークがあります。)
言い忘れましたが、最近のBMWの新車装着タイヤは実に7割位がランフラットタイヤになっていると思います。
さて、この☆印、スターマーキング付きですが、以前、承認タイヤにてご説明したと思いますが
これはBMW承認タイヤの証であり、注)BMWに数多く純正装着されている専用設計のタイヤなのです。
又、このピレリ P ZEROは(ユーフォリアに比べ)かなり改善されており、私も何度か試乗しておりますが
とてもBMWにマッチした非常にスポーティで快適なタイヤであると思います。
○○様、ご購入ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。
注)承認タイヤはこちらにご説明があります