此処のところはっきりしない天気が続くなか、タイヤ交換に訪れた512TR。
目が覚めるようなロッソを身にまとい、歩道の人は振り返って見ています。
15年前とは思えないコンディション。タイムスリップしたかのようです。 内装も素晴らしい革張りです。
雨が心配のご様子でしたが、この時ばかりは神様も見方ですね。
今回は、ピレリ P-ZERO ロッソ 235/40R-18、295/35R-18 1SET ご購入いただきました。
オーナー様ありがとうございました。
ブログアーカイブ
梅雨空の跳ね馬
コンペティション
レースに勝ち抜く為には一切の妥協は許されない。
といいますが、こちらのタイヤには溝がなく、俗にスリックタイヤと呼ばれます。
エンジンパワーを最大限に地面へ伝達するためにこのような形になった訳です。
アドヒージョングリップは絶大で見るからに凄みがあります。もちろんドライ用ですので雨天には使用できません。
<シャンパンファイトの頂点へ、一気にゴールを目指します。>
駿馬の脚
美しいフェラーリの脚を集めてみました。
<上から 348GTB 348GTB F355 F50 です。>
タイヤ好きの習性として、好きなフェラーリが来店しますと写真を撮る際にフレームにタイヤを入れてしまいます。
旅行に行っても、仕事で移動中でも、気になる車があるとデジカメ出してパチリと撮ってしまう癖が出来ました。
普通の人はタイヤは走る為の道具に使っていますが、特別の想いを持つ方々は供に過ごす楽しみを感じているんでしょうね。
ピレリ P-ZERO コルサ
月面に描かれたナスカの地上絵のよう。
タイヤの模様(トレッド)が人間の笑った顔のようにもみえます。
幾何学模様のレース用タイヤですが、実はこのピレリP-ZEROコルサは一般公道も使用出来ます。
今回、フェラーリのお客様にご注文をいただきました。(ありがとうございます。)
PS. 前回のクジラですが、答えはクラウンです。 MS60型クラウンは当時、クジラ・クラウンとよばれました。
ディドリさんがやって来た!
道楽をする。 と聞きますと、私が一番始めに思いつくのは 「しあわせだなあ」 と思うのであります。
他人様にどう思われようと自分の意志で楽しんでいる?という事であるのでしょうか。
早速、調べてみますと道楽と言う意味は どう‐らく【道楽】
1 本業以外のことに熱中して楽しむこと。趣味として楽しむこと。また、その楽しみ。
2 酒色・ばくちなどにふけること。また、その人。
という事でありました。何やら違う印象もあるようですが…
でも、日本人は昔から楽しむことが苦手の様で、欧米の方からもそれを聞いたことがあります。
「仕事を含め、趣味人として興味のあるものに惹かれ熱心に探究する。」
これはとても素晴らしい事であり、そしてその姿は美しいのです。
今日は欧州車道楽というブログで有名なディドリさんが真紅のフェラーリでご来店です。
ボディサイドにイタリアの国旗をイメージしたのでしょうか、そのセンスには脱帽です。
でも、車だけでなく家族思いの方なのであります。(車の台数をお聞きしてびっくりしました。)
春一番
春一番を予感させる車。今日はフェラーリF50が飛来しました。(ご来店です。)
すでに製造終了後10年経過しておりますがさすがに風格十分であります。
現在までに349台生産、販売され、新車価格は日本円で5000万円といいますがそれ以上にプレミア価格が付いているようです。
という訳でなかなか走行している姿を見ることが出来ませんが、いつもながらにこうして見るスタイルは抜群であります。
フェラーリ348のタイヤマッチングやいかに
今日はお正月にお会いした、Tさんのフェラーリ348のタイヤマッチングの報告を致します。
Tさんによれば、ある高速域でハンドルに振動が伝わるとの事でした。。(車を購入した時からという事です。)
早速、バランサーにて点検しユニフォミティーのチェックを行いました。
思った通りの予想でしたが、マッチング不良という事が判明致しました。オーナー様にも確認してもらい、弊社のタイヤQ&Aにある作業内容を行うということで納得していただきました。
作業内容ですが、タイヤホイールをすべて外し、もう一度ベストポジションにて組み直しバランス取りをするというものであります。
今回は残念ながら作業中の画像を撮る事ができませんでした。(混み合っていた為です。残念!)
3人がかりで時間は掛かりましたが、納得いく作業が出来たと思います。(これは終了後の画像になります。)
料金ですが、4本消費税込み12,600円頂きました。(ありがとうございました。)
オーナー様は作業が完了するや否や、微笑みをうかべながら快音とともに風の様に走り去って行きました。
コメントは後ほど……
最新型フェラーリF430のタイヤ交換の報告
前回のお約束通り、今回はフェラーリ F430のフロントタイヤ交換の説明です。
画像を見る限りでは簡単そうですが、実際、作業をおこなってみますと特殊構造のリム(フランジ)形状により、かなりの熟練技が必要でした。 具体的に説明しますと、ホイールからタイヤが外れにくいという特殊構造となっておりました。 最近のBMW(Mシリーズ)等の純正ホイール等も同じなのですが、タイヤがパンクしてもリムから外れにくい ハンプリムでありました。これはランフラットとは違う構造で、(もっともこのランフラットの場合は、パンクして内圧がゼロの状態でもそのままある程度の距離は走ることが出来ますが)ご存じない方もいらっしゃるとは思いますが、実は約20年以上も前からあり、ある程度のパンクおよびスローパンクチャーの状態でもタイヤビードがホイールリムから外れにくい構造で、安全にある一定の距離まで走行できるという技術であります。 又、これはタイヤを選ばないという最大の利点があると思われます。
ただし、ランフラットとは違う点は、完全にエアーが抜けた場合(内圧がゼロの場合)は走行できないという事にあります。 又、デメリットとしては、リムの強度の確保から、重量がやや重くなることがあげられます。(これはランフラットのホイールも同じです。)すなわち、ホイールの重量の増加は、スポーツカーにとっては最大の難点でもあるからです。 さて、言い忘れましたが、今回の作業ではリム(フランジ)部に腐食防止剤を塗布しました。
フェラーリでこのリム構造の採用を確認するのは、私の経験上では初めてです。 先に何度か説明しておりますが、チャレンジストラダーレのホイールは通常のリム形状でもちろんマグネシウム製なので最軽量でした。
やはり時代の流れなのでしょうか、安全対策にはフェラーリ社もやっと重い腰をあげたのではないかと感じました。