今回はポルシェ911(964) カレラ2 ホイールバランス作業のご報告です。
タイヤの購入は当店ではなかったのですが、もちろんこのような作業も行っております。
タイヤは純正サイズ、ブリヂストン ポテンザRE050 205/50ZR-17、255/40ZR-17が装着されておりました。
弊社で点検したところ、やはり4本中4本ともアンバランス(組み付け不良)でした。
この場合、タイヤからホイールを一旦外して組替えるという難易度の高いホイールバランス調整を行います。
社内ではこれをマッチングバランス調整と呼んでおりますが、特に扁平タイヤにおいて大変効果のある方法です。
もちろん納得のレベルで再調整し、調整後にはセンターが良く出ましたので今度はスムーズなドライビングが可能かと思います。
オーナー様、今後ともよろしくお願いいたします。
P.S その後、「非常に良いフィーリングになりました。」とご丁寧に連絡をいただきました。
本当にありがとうございました。
<これからもクルー一同、皆様のお車が安全に走れるよう努力してまいります。>
今日は先日に続きポルシェ997(911) GT3 RS ホイールバランス作業を行ないました。
タイヤはブリヂストン ポテンザRE050 225/35ZR-19 87Y N1、305/30ZR-19 102Y N1 が装着されておりました。
前回と同じ車両ですが、このもう1SETはストリート走行用との事です。
(ホイールはポルシェ997 GT3 RS 純正品です。)
大変好評をいただきましたマッチングバランス調整、今回も弊社で点検し再調整させていただきました。
オーナー様、再度ご来店、誠にありがとうございました。
今回はポルシェ997(911) GT3 RS ホイールバランス作業のご報告です。
タイヤの購入は当店ではなかったのですが、もちろんこのような作業も行っております。
タイヤはピレリ P ZERO TROFEO、 F 235/35ZR19(91Y)、R 305/30ZR19(102Y) が装着されておりました。
作業は高性能タイヤ、特に扁平タイヤにおいて大変効果のあるマッチングバランス調整を行ないます。
弊社で点検し、4輪とも微妙なアンバランスを納得のレベルで仕上げました!
オーナー様、今後ともよろしくお願いいたします。
フェラーリ、ポルシェによくあります、置きっ放し、放置状態によるタイヤの変形。
1ヶ月以上車を(放置したり)動かしていないと、接地面が変形してしまいます。
これはタイヤ内部のスチールコードに癖がついて元に戻らなくなる現象ですね。
高速走行時に車体やハンドルが振れだして、始めて気付きます。
タイヤの内部のコード部分(スチールコード等)が変形する事によるフラットスポットです。
これはタイヤが歪んでいて、通常はホイールバランス調整をしても振動は消えません。
しばらく走っていれば元に戻る場合もありますが、やはり難しいことが多いです。
(この場合、タイヤを新品に交換すれば良いのですが..)
乗らない場合でも、出来る限り車を移動するなり、タイヤにダメージをかけない事が懸命です。
又、一般に聞きます「フラットスポット」の場合、
これはタイヤトレッドの一部が極端に磨耗することにより起こる現象です。
このケースも、ホイールバランス調整をしてもまず振動は消えません。
一般にタイヤのブレーキロックが一番の原因と考えられますが、
サーキット走行等により今の最新のABSが装着されている車両でも起こることがあります。
(具体的にはオーバースピードにてコーナーに進入したケース等にみられます)
軽い場合はもちろんタイヤ磨耗により消える場合がありますが、期待外れのケースも..
特にフロント(前)に生じた場合は速やかにタイヤ交換が望ましいと思います。
今回はフェラーリF430 タイヤ交換のご報告です。
交換するタイヤはブリヂストン ポテンザRE050 OE SPEC 225/35ZR-19 84Y、285/35ZR-19 99Y です。
前回と同じくポテンザRE050 の交換となりました。(OE SPEC は新車用タイヤの意味です。)
このポテンザRE050 OE SPEC はF430の承認タイヤであり、ブリヂストンタイヤの自信作ともいえるもので
ご存知の通り、特にスーパースポーツカー等に標準装着として認められております。
ハンドリングと快適性を両立したプレミアムスポーツタイヤであり、高次元にバランスの良いタイヤですね。
○○様、この度はご購入ありがとうございました。
今回、タイヤラボのこだわりと題して当社の特徴 タイヤ交換を新しくリニューアルいたしました。
特に高性能タイヤを購入予定の方、ぜひご覧下さい。 (画像はフェラーリF430タイヤ交換です。)
本日は Ferrari(フェラーリ) 430 スクーデリアのお客様に (先日ご紹介のNEWタイヤ)
PIRELLI P ZERO™ TROFEO (ピレリ ピー・ゼロ トロフェオ)を装着させていただきました。
タイヤサイズは F 235/35ZR-19 XL 91Y、R 285/35ZR-19 XL 103Y になります。
(画像では全てはお見せ出来ませんが、独自のタイヤフィッティング作業がございます。)
フロントタイヤ 235/35ZR-19 XL 91Y。ビード部にストレスが掛からないように作業します。
タイヤ、ホイールの相性を探し、何度かずらしながら最良の状態を探します。
ホイールバランス調整。上からユニフォミティーをチェック。
今度は斜め方向からです。タイヤに振れが出ていないか何度もチェックします。
真横からユニフォミティーをチェック。その後バランスウェイトを貼り付けます。
今度はリアタイヤ 285/35ZR-19 XL 103Y。
以外にもSタイヤの中ではサイドウォールは柔らかめです。
カールシェンク製ホイールバランサーにマウントします。
タイヤの縦ミゾがくっきりと見えることが重要です。
バランスウェイトを貼り付けた後、これでマッチングバランスが完了です。
今までの P ZERO CORSA ですとこのサイズは設定が無く、サーキット、スポーツ走行をされるお客様からは
純正タイヤの P ZERO CORSA SYSTEM (コルサ システム)では役不足ということを度々聞いておりましたので、
この新セミ・レーシングタイヤ P ZERO™ TROFEO は強いパートナーとなりそうです。
噂には聞いておりましたが、このタイヤでサーキットを全開走行された方の感想では..
「このP ZERO TROFEO、コントロール性は勿論の事、恐るべしラップタイム!」 なのだそうです!
(現在 P ZERO™ TROFEO はレーシングタイヤ P ZERO スリックと同じ生産国 Turkey、トルコ製です。)
これは正しく時速300kmを安全にコントロールできるタイヤ.. ということなのでしょう。
私も機会があれば、ぜひ試してみたいと思います。
○○様、この度はご購入ありがとうございました。
回転しているタイヤに注目。タイヤのタテ溝が鮮明に確認出来ます。 ブレが無いのが判りますか?
(これは撮影のため安全装置を外した状態。)
上に開いた窓からユニフォミティをチェック。
<前回に続き、ここで ポルシェ911(993)ターボのホイールバランスをご説明いたします。>
高性能タイヤ、特に扁平タイヤにおいては大変効果があるマッチングバランス調整を行ないます。
(タイヤ・ホイールのマッチングを探し(位置ずらし)、組み換え作業を何度か行い、一番ベストな状態にします。)
タイヤ組み付け精度がとても重要で、これには熟練の技が必要となります。
具体的に説明しますと時速200km、そして時速300km+OVERの場合、タイヤホイールに求められる真円度、精度は想像をはるかに超えるものであり、細心の注意が必要です。
詳しくはタイヤラボ ホイールバランスにて説明があります。
弊社が独カールシェンク社製のバランサー(水平回転型)にこだわるのもポルシェ社指定ということだけでなく
実際に時速300km+OVER 可能なフェラーリ、ランボルギーニにも対応できる機種ということで導入しております。
1988年にポルシェ959が発売され、時速300kmオーバーが現実となり、今で言うランフラットタイヤ(当時はデンロックタイヤと言いましたが)が標準装着、当時の自動車業界では革命というくらいの衝撃がありました。
..と同時にその頃、ポルシェファンである私がシュトゥットガルト(Stuttgart)ポルシェ本社に行く事があり、
実際に確認したところ、指定のホイールバランサーがこのカールシェンク社製のバランサーでした。
タイヤラボのこだわりはタイヤ組み付けに妥協せず、最高のホイールバランスを提供することであります。
それは本物志向への飽くなき追求であり、その車本来の性能を引き出すということが重要と考えております。
本日、メルセデス・ベンツ E55 AMG ステーションワゴンのタイヤ交換作業を実施しました。
タイヤはミシュランの最新作、プレミアムスポーツタイヤ Pilot sport 3 265/35R-18 97Y XL です。
見積もりの段階でほぼ同額であり、今まで使用していたPilot sport PS2 から 3 に交換となりました。
(Fタイヤはまだ溝があるため、今回はリアタイヤのみです。)
やはりこのクラスになりますとパワーがあるだけに駆動輪のタイヤの磨耗は想像以上に早く注意が必要です。注)
<さて本題に入りますが、ここで メルセデス・ベンツ AMG E55のホイールバランスをご説明いたします。>
タイヤ交換時に特に注意しなければならない事ですが..
タイヤ・ホイールのマッチングを探し(位置ずらし)、組み換え作業を何度か行い、一番ベストな状態にします。
このマッチングバランスは高性能タイヤ、特に扁平タイヤにおいては大変効果があります。
Pilot sport 3 は以前に比べ、内部構造の見直しによりビードの上がり具合が非常に良くなった印象です。
もちろん今回の作業では真円度、ユニフォミティに関していずれも申し分なく合格点でした。
ホイールバランス調整。 以前ご説明の通り、タイヤ交換を行う際には必須の作業でもありますが、高性能タイヤに関しては非常にデリケートな作業です。 タイヤ組み付け精度がとても重要で、不完全な場合はいくらコンピュータ上でゼロにしても駄目なのです。
詳しくはタイヤラボ ホイールバランスにて説明があります。
余談ですが、何度タイヤを交換しても振動が気になり、やむなくポルシェを売却されたという話を聞いた事があります。
上に開いた窓からユニフォミティをチェック。
回転しているタイヤに注目。タイヤのタテ溝が鮮明に確認出来ます。 ブレが無いのが判りますか?
(これは撮影のため安全装置を外した状態。)
この独カールシェンク社製のバランサーはユニークな水平回転型で、取り付け(装着)誤差の発生が少なく世界最高の精度を可能にしています。
とても高価ですがポルシェ社指定ということで、実は弊社では30年以上も前から同メーカーを数多く愛用しております。
もちろんこの測定器はAMG だけでなく、ポルシェ、フェラーリ、BENZ(ベンツ)、BMW、AUDI(アウディ)等の高性能車をドイツのアウトバーン(Autobahn)にて速度無制限で巡航走行可能にするために設計されたものであります。
宣伝にはなりましたが、高性能タイヤ購入時にはぜひご用命下さればと思います。
弊社のこだわりはタイヤ組み付けに妥協せず、最高のホイールバランスを提供することであります。
それは本物志向への飽くなき追求であり、その車本来の性能を引き出すということが重要と考えております。
オーナー様、ご協力(ご購入)ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
注)E55 AMG (カタログデータ)
総排気量 5,438cc エンジン種類 SOHC V型8気筒スーパーチャージャー
最高出力 476ps/6,100rpm 最大トルク 71.4kgm/2,650rpm
弊社のタイヤチェンジャーはランフラットタイヤ対応機種で左右のタイヤヘルパーが特徴です。
その名の通り、あのサイドウォールの硬いランフラットタイヤ以外に超扁平タイヤ40,35,30,25,等にも対応します。
このタイヤヘルパー、デリケートなタイヤビード部の変形や損傷を防ぐ為でもありますが、
特にタイヤビード部(ワイヤー)の変形は超高速域でのハンドル振れや車体振動に直接影響します。
(これは主にポルシェ、フェラーリ、BMW、BENZ等の超高速域でのハンドル振れや車体振動の原因にもなっています。)
勿論、タイヤ本来の性能を引き出すというのが一番重要な事ですが、快適なハンドリングや乗り心地を追及するためには必須でもあります。