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BENZ 320ML

ラグジュアリー感とスポーティーテイストを融合させたBENZご自慢の万能SUV。MLクラス。
今回は、横浜ゴムのジオランダーG038 255/65R-16 109H 4本ご購入いただきました。

スーパーシート。

メルセデスSクラス。 このクルマの第一印象は私自身ちょっと言うのがむずかしい。
見た目に自分の視界からどうしてもはみ出てしまうのです。(私自身小柄だからでしょうか?)
まず大きい。(車体もタイヤも) そして重たそう…(実際はそこまでは重くはないのですが。)

もちろん乗ってしまえばそんな事はないのですが。 
オーナー様はBMW7シリーズから乗り換えのようです。(買えないもののヒガミでありましょう!) 
これに乗るには運転席が良いのでありましょうか。 はたまたリアシートにおさまる方が? 
という訳で究極の選択であります。

ちなみにミシュラン Pilot PRIMACY 255/45R-18 99Y MO を4本ご購入いただきました。 この度はありがとうございました。

プレミアム

メルセデスベンツ SL500。 スポーティーエレガンスの代表車といえば、何といってもこの車でしょう。
贅沢にも2シーター。 5リッターのハート(エンジン)。 これには男心をくすぐるロマンがあります。
タイヤもまさにプレミアム。 専用設計のスペシャルオーダー品であります。
ピレリ の最高級タイヤ Pゼロ ロッソ。 サイズは F 255/40ZR-18 99Y と R 285/35ZR-18 101Y 。
このタイヤが指定タイヤになります。(他メーカーには設定がありません)

さて、今回は1台分ご購入いただきました。 消費税込み 149,000円(エアーバルブ込み)。 ありがとうございました。(ダンケシェーン!)

CL65 AMGに乗りました。

今日はつくば市のお客様より連絡があり、ベンツのタイヤ交換を行いました。
タイヤサイズは245/40ZR-19。今回はフロント2本なので、車ごと引取りに来てもらいたいとの事。
いつもお世話になっているお得意さまなので、すぐ「はい。」と返事をし、指定の駐車場についてみると

なんと CL65 AMG。  エンブレムは、V12 Bi turbo とあるではないか!

すぐさま頭の中でデーターを解析してみる。 確かAMGが、ジュネーブショーに送り込んだ史上最強のモンスターマシン。 (まさか本物? 動力性能? 450ps?500ps?思い出せない….)

オドメーターは約2万キロ。 ビックリ!なんとこの方は前回のAMGをすぐさま売却、最新のCL65に替えたばかりだとの事でありました。
片道約10Kmの道のりは、やはりタイヤが減っているせいかステアリングがちょろちょろ左右にとられるようでした。 さすがにガスペダルを僅か2センチ程度踏むだけで恐ろしいトルクの塊… 凄い。
あっという間に会社に到着し、いよいよタイヤ交換。 ブレーキを見ると、超巨大なブレーキシステム! 本物でした。(感動)

無事交換も終了し、今度はタイヤテスト。 タイヤの異常が無いか確認しながら慎重に試運転。

先ほどとは全く違う滑らかなステアリングフィール。 タイヤを交換するだけでこんなに違うんだと再確認。(笑い)
無事納車が完了し、会社に戻ってからこの車のデーターを見てみると….. ありました。
車両価格は推定3000万円 総排気量 5,980ccツインターボでマックスパワーはなんと612ps、トルクも1000Nmで普通のクルマとはひと桁違う102kg-mもの力を絞り出す。とありました。 (オミソレシマシタ!)

つくばの大旦那様。 ありがとうございました。

ダイヤモンド

これはBENZ純正のEクラス用ホイール。
ホイールの表面をきれいに切削し、光の加減で虹色に輝きます。
まるでCDディスク。 一般にダイヤモンドカットとも言います。
今では高級車には主流になりましたが、各自動車メーカーがホイールにこのような加工をするのは、つい最近の事。 考えた人は素晴らしいと思います。

さて、あと50年後にはどんなホイールが主流なのでしょうか。 

いや、もしかするとホイールはもう無くなっているかも…..

もしかするとホイールはゴム製またはプラスチック製に風変わりし、タイヤと同じ素材だったりして…..。
しかもタイヤはエアーレス。(中身はスポンジ状)だからエアーの補充は要らない。
もちろんパンクの心配がないわけで、安全かつ経済的に車が走ることができます。
車は電気自動車で、家庭用コンセントからの充電、又は天気の良い日は太陽光線をソーラーパネルを通して充電できるしくみ。

考えるだけで楽しくなってきましたが(妄想です。)、 肝心のタイヤ屋さんは?はて。 
このホイールを見ながら、ふと思う今日この頃でした。

エレガンス

今日は メルセデス CLS 350 が入庫しました。
CLSシリーズはメルセデスの最新モデルになります。 車体、内装、どれをとっても素晴らしい印象を受けました。
まさにエレガンス という響きの似合う車でもあります。 オーナー様のご好意で試乗する機会にも恵まれ、動力性能、その他 素晴らしいものを実感し感激いたしました。 タイヤ点検後、スタッドレスSETをご注文いただきました。 標準タイヤサイズは 245/40R-18 コンチネンタル スポーツコンタクト2 になります。 
今回、スタッドレスを選択するにあたり17インチで決定しました。 社外ホイール 8J-17 とタイヤはダンロップDSX 245/45R-17です。 ありがとうございました。

Gクラス 参上!

今日は早速スタッドレスの取付です。
BENZ Gクラス ゲレンデヴァーゲン プレディカート。車(クロカン)通であれば一目見てオオ!って唸ってしまいます。 (個人的にもまさにグット!という感じです。)
BENZ Gクラス。ご存知の通り元は軍用車輌ということで開発生産されていたわけですが、実用性、頑強性が認められ市販されるようになり、人気車種となったわけであります。特に芸能関係者が使うようになってからは日本でもステイタスカーとしても有名です。

足元を見てこれがわかる方はかなりの通。 ご覧の通りスチールホイールが装着されています。 これはオーナー様こだわりの一品であり、なんでも本国(ドイツ)から取り寄せたそう。 持ってみると、なるほど重い!。 この純正スチールこそがこの車輌本来のものであるということを聞き、只者ではない(失礼!)と直感した訳であります。 私が予想した通り、このナロータイプ(ホイール)の方が純正アルミよりこの車輌に対してはバランスが良いとの事。 今回、横浜ゴムのジオランダーG072 215/80R-16 の装着となりました。

今月中に山形に行かれるという話を聞き、雪の中を走っている姿を想像して「絵になるな〜」。。。
もちろんオーナー様の姿ですよ!  それではお気をつけて。 (ありがとうございました。)

BMW、BENZ(メルセデス・ベンツ)、AUDI(アウディ)等のタイヤローテーション(位置交換)について

「偏磨耗」を防ぐためのタイヤローテーションについてのお話

各タイヤメーカーは、タイヤを長持ちさせるためにタイヤローテーション(位置交換)を推奨しております。
以下、 タイヤローテーション = 位置交換 とします。

今回は前後同サイズのお車の場合の説明をいたします。
(前後サイズの異なる車両の場合は割愛させていただきます。)

その場合 通常 以下のように行います。
(図)

(但し、車種により異なる場合があります。)

これは一般に偏磨耗を予防する為に走行3000キロ〜5000キロに行うのが良いということです。
又、自動車メーカー(国産)の一部の車両の説明書にもそう書いてあると思います。

位置交換は偏磨耗を防ぐために有効な手段で、タイヤの肩減りの予防、耐摩耗性、燃費の向上、タイヤ騒音の減少、等色々な面で優位性が認められております。 実際に普通の自家用車の場合は、位置交換をするとしないとでは耐摩耗性は全く違いますし、経済性を考えると手間をかけても行ったほうがメリットがあるということです。

では、全てにおいてタイヤローテーション(位置交換)はメリットがあるのでしょうか?
☆ハンドリング(操縦性)重視の方の場合は位置交換はしないほうがいい

<ドライブする悦びを考えると位置交換はしないほうがいい> という話があります。

ところで、位置交換をした後の操縦性についてはどうでしょうか。
ここで大変重要な話ですが、私なりの見解を申し上げたいと思います。 

位置交換の後に試乗してみると、ハンドリング(操縦性)が明らかに変わってしまう場合があります。
これを具体的に説明しますと、以前に比べて直進性、コーナーリング性、ブレーキの安定性、等が変わってくるのです。
少し大げさな言い方ですが、

☆車が以前より真っ直ぐに走らない。(フラフラする。)
☆車が曲がり始めたときに不安定になる。
☆オーバースピードでコーナーに入った場合にリアが不安定になる。
☆ブレーキを踏んでも車が真っ直ぐに止まれない。

という現象が起こりやすく、以上のように車の挙動が変わる事が実証されております。(特に限界特性が変わります。) 
ゆっくりのスピードでは判りにくいかもしれませんが、この挙動というのはスピードを出すにつれてより大きく変わります。
特にスポーツカーの場合は操縦性(ハンドリング)重視なので比較的出やすい傾向にあります。
 私は、以前に専門誌にてこの問題について投稿したことがありますが、テストドライバーを含め全く同意見でした。
(テスト車両はBMW M3、ポルシェ911等です。)
 
では、スポーツカーの場合だけなのでしょうか?

最近の乗用車は性能重視のため扁平タイヤが標準装着されており、足回りも一昔に比べ高性能になりました。 
なにもスポーツカーでなくても一般の車両においても変わるという事が確認されております。

<原因は位置交換によりタイヤの接地面が変わるからです。>
通常、タイヤの接地面というのは排気量2000ccの車でハガキ4枚分位といわれております。
そして一般に車というのは前後共に足回りのジオメトリーが違いますので、前と後ろのタイヤの磨耗が全く異なります。
それが位置交換により接地面が減少し、操縦性に現れることになります。 

厳密に言いますと、接地面積に対する車体重量(及び荷重)を主に接地圧と呼んでおりますが、この接地圧が、減少(又は変化)することにより操縦性に変化が現れるのです。

乾燥路面ではなく雨に濡れた路面の場合(位置交換後)にいつも通りに飛ばしていて冷や汗をかいた方も大勢いらっしゃると思います。 即ちこれは路面に対するスピードが、限界に近いほど顕著に現われます。又、とっさの急ブレーキが危険になることもあるのです。 
現に私は数々のテストでこの事を経験しております。(高速、パイロン、円周回、パニックブレーキテストです。)
一部の輸入車、BENZ(メルセデス・ベンツ)、BMW等にタイヤローテーションが不必要というのがうなずけます。

つまり、タイヤローテーションはこれらのメーカーでは推奨していないのです。
これは従来の性能および安全性を考えての手段だと思います。

但し、タイヤローテーションを行った場合でもしばらく走行をするにしたがって(タイヤが馴染んできますので.. )徐々に以前の感覚に戻ってきます.. でも喜んではいられません、この間、戻るまでに通常の走行で3000キロ〜5000キロ。 すると、もうローテーション時期?

もうお分かりの方もいらっしゃると思いますが、つまりこの場合ですと、いつまでたっても車(タイヤ)本来の性能を味わえずにタイヤ交換の時期を迎えるという事になるのです。せっかく買った高価な車(タイヤ)も?

<経済性をとるか安全性・ハンドリング(操縦性)をとるか>
タイヤの耐摩耗性を考えないとするならば、ハンドリング(操縦性)重視のため位置交換をしないほうが良い。
特にスポーツ車の場合は <ドライブする悦びを考えると位置交換はしないほうがいい> という事です。

以上、長々とした説明になりましたが、日本国内において制限速度を守り、経済性を考慮しますと位置交換は大変重要と思います。
又、タイヤの耐摩耗性を考えるとやむを得ないという方が大多数かと思います。 ですが、理想では車本来の走りを追求する為にはタイヤの位置はそのままので.. ということを少しでも皆様にお判りいただければと思います。