ブログアーカイブ

BMW M5(E60)+コンチスポーツコンタクト2 タイヤ交換

 

左側が新品のコンチスポーツコンタクト2。 右側は磨耗したP ZERO ロッソ。
(残りミゾはセンター部でおよそ約2mmでした。)

ホイールのビード部にはムース状の専用スプレーを使用します。

 

今回はホイール裏側の洗浄を行いました。(その後十分に乾燥させます。)
その間にブレーキハブのクリーニングを行ないます。

フロントハブ廻りはホイールのセンターCAPからの浸水等により錆がみられました。

錆を丁寧に落とし、固着防止のためスレッドコンパウンドを塗布します。

こちらはリアハブ廻りです。

同様の作業を行ないました。

ホイールバランス調整は応力分散式にて調整します。

 

今日はBMW M5(E60)タイヤ4本交換のご報告です。
装着するタイヤはコンチネンタルの新車用承認タイヤ、コンチスポーツコンタクト2
タイヤサイズは F 255/40ZR-19、R 285/35ZR-19 になります。
(今回はピレリ P ZERO ROSSO(ロッソ)からの交換となりました。)

BMW M5(E60)の場合、コンチスポーツコンタクト2はこの車両の標準装着及び技術承認を取得しており
特に高速安定性に優れ、AMG、メルセデス・ベンツ、アウディ等多くの欧州車に新車装着されていることはご承知の通りです。

又、お客様のご要望によりブレーキハブ廻りのクリーニング作業も行ないました。(注
○○様、この度はご購入ありがとうございました。

<☆ハブ面のクリーニング>
ホイールハブとブレーキ面と固着防止のためにスレッドコンパウンドを塗布いたします。
(実はこのホイールハブ、主に鋳鉄製が多い為に錆が非常に出やすいのです。)
ハブ面のクリーニングを実施することにより、タイヤの変磨耗や車体振動を防ぐ効果があります。

承認タイヤはこちらにご説明があります。

POTENZA(ポテンザ)S001 と RE11S、RE55S の比較

ブリヂストン POTENZA(ポテンザ)S001 と RE11S、RE55S セミレーシングタイヤ
タイヤトレッドパターンの比較をしてみました。

ブリヂストン POTENZA(ポテンザ)S001

ブリヂストン POTENZA(ポテンザ)S001

ブリヂストン POTENZA(ポテンザ)RE11S

ブリヂストン POTENZA(ポテンザ)RE55S

ポテンザS001の特徴は、明らかにトレッドブロックの間隔が広く、排水性を考慮したデザインであると思います。
対してサーキット専用(モータースポーツ競技用)タイヤ POTENZA(ポテンザ)RE11S、そしてRE55S は
トラクションが掛かりやすいように大胆なトレッドパターン。
スリックタイヤに後からグルービングを施したかのようにも感じられます。

それぞれ使用目的に応じ、最新のテクノロジーを駆使したブリヂストンのポテンザブランド。
今後も益々磨きがかかることでしょう。

BMW承認タイヤ2

今回ご紹介のタイヤはブリヂストン ポテンザRE050 RFT(ランフラット・タイヤ)です。
装着する車両はBMW 135iクーペ M-Sport。(名車2002ターボの再来といわれるスポーツクーペです。)
リアタイヤはまだ溝が残っていたため、今回はフロントのみですので同じタイヤとなりました。
タイヤサイズは 215/40R-18 85Y です。

さてこのタイヤにあります☆印(スターマーキング付き)ですが、以前、承認タイヤにてご説明したと思いますが
これはBMW承認タイヤの証であり、又数多く純正装着されている専用設計タイヤになります。
○○様、ご購入ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。

注)承認タイヤそしてランフラットタイヤについてはこちらにご説明があります

ベンツEクラス + ミシュラン PRIMACY LC

今日はメルセデス ベンツ Eクラス、タイヤ4本交換のご報告です。
装着するタイヤはミシュラン PRIMACY LC (プライマシーエルシー)でサイズは225/55R-16 99W XL になります。
コンチネンタルの新車用承認タイヤ、コンチプレミアムコンタクト2 からの交換となりました。
今回はミシュランの静かなラグジュアリータイヤをご希望とのことでこちらに決定いたしました。
○○様、ご購入ありがとうございます。

コンチスポーツコンタクト3

サッカー ワールドカップ 2010.. 日本代表、本当にご苦労さまでした!
そういえば、タイヤメーカーがスポンサーとして出ていたのをご存知でしょうか?
オレンジ色の横断幕が印象的でしたが、Continental (コンチネンタル タイヤ)。何度も目に入りましたね〜。
ご存知、ヨーロッパの有名なタイヤメーカー(ドイツ)。中でも品質管理が徹底していることでも有名なんですよ。
ポルシェ、BMW、メルセデスベンツ(BENZ)等の純正装着でよく見かける方も多いと思います。
画像のタイヤは Continental ContiSportContact3 (コンチネンタル コンチスポーツコンタクト3)のサイドウォール。
これはチェッカーフラッグ、もしくはサッカーボールを意識したデザインですね〜。

ポルシェ(PORSCHE) ホイールバランス

回転しているタイヤに注目。タイヤのタテ溝が鮮明に確認出来ます。 ブレが無いのが判りますか?
(これは撮影のため安全装置を外した状態。)

上に開いた窓からユニフォミティをチェック。

<前回に続き、ここで ポルシェ911(993)ターボのホイールバランスをご説明いたします。>

高性能タイヤ、特に扁平タイヤにおいては大変効果があるマッチングバランス調整を行ないます。
(タイヤ・ホイールのマッチングを探し(位置ずらし)、組み換え作業を何度か行い、一番ベストな状態にします。)
タイヤ組み付け精度がとても重要で、これには熟練の技が必要となります。
具体的に説明しますと時速200km、そして時速300km+OVERの場合、タイヤホイールに求められる真円度、精度は想像をはるかに超えるものであり、細心の注意が必要です。

詳しくはタイヤラボ ホイールバランスにて説明があります。

弊社が独カールシェンク社製のバランサー(水平回転型)にこだわるのもポルシェ社指定ということだけでなく
実際に時速300km+OVER 可能なフェラーリ、ランボルギーニにも対応できる機種ということで導入しております。

1988年にポルシェ959が発売され、時速300kmオーバーが現実となり、今で言うランフラットタイヤ(当時はデンロックタイヤと言いましたが)が標準装着、当時の自動車業界では革命というくらいの衝撃がありました。
..と同時にその頃、ポルシェファンである私がシュトゥットガルト(Stuttgart)ポルシェ本社に行く事があり、
実際に確認したところ、指定のホイールバランサーがこのカールシェンク社製のバランサーでした。

タイヤラボのこだわりはタイヤ組み付けに妥協せず、最高のホイールバランスを提供することであります。
それは本物志向への飽くなき追求であり、その車本来の性能を引き出すということが重要と考えております。

ポルシェ(PORSCHE)承認タイヤ交換

今回ご紹介のタイヤは、ミシュラン Pilot sport PS2 (パイロット スポーツ ピーエスツー)N3です。
このタイヤはご存知ポルシェに多く装着されている高性能タイヤのベストセラーモデルで
専用のNマーキング付ですから承認タイヤとなります。
(これはポルシェ承認タイヤの証であり、PORSCHEに数多く純正装着されている専用設計のタイヤであります。)

さて、Nの次に表示される数字ですが、装着するポルシェのモデルや承認された時期を明確にするためでしょうか
通常はNO,N1,N2,N3,N4.. という順で表示されます。 (同サイズでも仕様が異なるため数字で明記しています。)
恐らく厳格なポルシェ社の基準を満たすためにこのような方法をとったものであると思われます。

今回装着する車両はポルシェ993ターボ。タイヤサイズは F 225/40ZR-18 88Y N3, R 285/30ZR-18 93Y N3
(トレッドはアウターとインナーで違うタイプで非対称パターン。リアタイヤは285サイズですので6リブパターンになります。)

今まで使用していたタイヤはブリヂストン S-02 N-2バージョンであり、
当時はポルシェ専用タイヤとして承認され911(993)ターボ等に数多く装着されていました。
外したタイヤですが、特にリアタイヤの残ミゾは約1〜2ミリ弱で、そろそろ交換.. といったところでした。
(因みに法定では残溝が1.6mm以下のタイヤを使用しての走行は不可となっています。)
以前ご説明の通り、通常このクラスのハイパフォーマンスカーの場合、ポルシェ、BMW、BENZ等もそうですが
残ミゾ3.0mmでのタイヤ交換を強く推奨しているようです。
又、高出力のリアエンジンであるが故にエンジン周りの発熱量も高く、熱によるタイヤの劣化も早いようです。

尚、HP,当社の特徴にもありますが、特に高性能タイヤに関して
現在はメーカーの協力もあり、新しいものがその都度入荷しておりますので在庫数は調整しております。
弊社はお客様に一番ベストなものを考え、ご満足いただけるよう日々努力しております。

今回はお客様のご要望で☆ ☆ ユニフォミティチェック、応力分散式ホイールバランス調整を行いました。
(ホイール単体でのバランスチェック、ホイール洗浄を含みます)
○○様、ご購入ありがとうございました。

ポルシェ カイエンターボ + ミシュラン LATITUDE Sport(ラティチュード スポーツ) タイヤ交換

ミシュランパイロットスポーツ同様、タイヤ内部の表面(インナーライナー)は非常に丁寧な仕上がりです。

今回ご紹介のタイヤはミシュラン LATITUDE Sport (ラティチュード スポーツ)21インチです。
交換はリアタイヤ2本ですので同じタイヤの交換となります。

装着するのはポルシェ カイエンターボ。 タイヤサイズは 295/35R-21 107Y NO になります。
(トレッドはアウターとインナーで違うタイプで非対称パターン。295サイズですので6リブパターンになります。)
このタイヤはポルシェに多く装着されている高性能タイヤのベストセラーモデルで専用のNOマーキング付ですから承認タイヤとなります。
さて、上の画像の説明にもありますが、ミシュランタイヤの場合、パイロットスポーツシリーズ(特にPS2)は
高速走行を考慮し、タイヤ内部の表面(インナーライナー)がつるつるに仕上げられており、とても完成度の高いタイヤであると思います。
又、気密性が良いためか他メーカーに比べ空気圧の減り具合が少ないように感じます。
尚、同時に今回はホイールバランスも完璧に調整いたしました。
○○様、ご購入ありがとうございました。

ピレリ P ZERO SYSTEM

今回ご紹介のタイヤは、ピレリ P ZERO SYSTEM Asimmetrico (ピー・ゼロ・システム・アシンメトリコ)です。
前回のコンチネンタル・スポーツコンタクトからの交換となりました。

装着するのはメルセデス・ベンツ(BENZ)SL 350で、タイヤサイズは前後とも255/45ZR-17 98Y になります。
(トレッドデザインはアウターとインナーで違うタイプでピレリ伝統の非対称パターン。)
このタイヤはポルシェ、フェラーリ等に多く装着されている超高性能タイヤのベストセラーモデルで
欧州車、スポーツカーにはとても相性が良く、素晴しいハンドリングに定評があります。
○○様、ご購入ありがとうございました。

VOLVO タイヤ交換

昨日はボルボ(VOLVO)850 T-5R のタイヤ交換及びハブ面のクリーニング作業を実施しましたので
ご紹介させていただきます。

交換するタイヤはピレリ P7000 215/45ZR17 87W 4本になります。
(今回はタイヤ交換作業の説明は省略させていただきます。)

まずここでこのタイヤを少しご説明させていただきます。
このピレリP7000。とても息の長いベストセラーモデルでピレリで有名なのはご存知の通り..
実はピレリジャパンの責任者からお聞きしたのですが、
数年前からチャイナプロダクト(中国の新工場での生産)に移行し、品質が向上しているとのことです。
(以前のピレリP7000とは全く違い、かなり進化しているそうです。)
タイヤ製造工程は最新の完全なロボット生産でありまして、人間がボタン一つで出来るそうです。

弊社でもこのタイヤををすでに販売しておりますが、値段からすると信じられない位のクオリティであると思います。 特に真円度、ユニフォミティは上級クラスと変わりない程です。
お察しの通り、ロードノイズは上級クラスのP ZERO、P7 等に比べますと若干多めですが、路面の状態を把握するのに都合の良いタイヤですし、ステアリングの初期応答性も良く人間の感性に合う味付けになっております。
事実、内部構造が見直されたお陰でしょうか、10数年前から同タイヤを販売しておりますがロードノイズは以前より静かになった印象です。

さて、弊社は通常のタイヤ交換とは別にオプションで以下の作業も行なっております。
(尚、この場合は車両及びタイヤホイールをお預かりで通常の作業にプラスとなります。ぜひご相談下さい。)

<☆ユニフォミティチェック、応力分散式ホイールバランス
これは時間をかけて作業します。(ホイール単体でのバランスチェック、ホイール洗浄を含みます)

<☆ハブ面のクリーニング>
ホイールハブとブレーキ面と固着防止のためにスレッドコンパウンドを塗布いたします。
(実はこのホイールハブ、主に鋳鉄製が多い為に錆が非常に出やすいのです。)
ハブ面のクリーニングを実施することにより、タイヤの変磨耗や車体振動を防ぐ効果があります。

余談ですが ボルボ 850 T-5R。 個人的にもこの限定車は以前から気になっている車です。
動力性能も素晴しいのですがこのデザインは最高ですね。
○○様、この度はご購入ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。
(その後、素晴しいインプレッションをいただき感謝しております。)