ランフラットタイヤの注意点(内部損傷)

ランフラットタイヤとは空気圧(内圧)がゼロになっても一定の距離を走ることができるタイヤです。

サイドウォール(側面)部分を強化することにより、パンクして空気が抜けても車の重量を支えます。

但し、パンクした状態で走行すれば、サイドウォールやタイヤ内部の損傷は免れません。

 

通常のタイヤの場合、サイドウォールが損傷していなければ修理後も使用することが可能ですが、

ランフラットタイヤはパンクした状態で走行すれば、外見上問題がなくとも、まず交換が必要になります。

 

 

このランフラットタイヤの場合、外部には何も異常がなかったのですが、中を開けて調べてみたところ

重大な損傷が見られました。(タイヤ摩耗、及びパンク点検のため外す作業を行いました。)

 


タイヤ内部のインナーライナーに裂け目が出来ていました。この場合、交換になります。(BMW F30)

 

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