新車用タイヤと補修用タイヤの違い

お客様によく聞かれる質問。 この車には一番どのタイヤが良いのですか?
お答えから申し上げますと、予算を考えないのであれば、現在新車時に付いてくる新車用タイヤが一番のベストと言って良いでしょうか。

一昔前でしたら、新車時のタイヤはコストを下げるために余りにも貧弱なタイヤが装着されていました。(問題視されたこともあります。)
ですが時代が変わり、自動車メーカーはタイヤメーカーと共同開発し、現在そのモデルに見合う専用設計されたものを新車用タイヤとして装着しています。
そのためにタイヤメーカーは数十種類の試作タイヤをそのモデルに装着し、ありとあらゆる走行条件に合わせテストを繰り返していると聞きます。

一番重要視されるのは、耐摩耗性を重視するということでしょうか。又、最近では転がり抵抗を重視したハイブリッドカー専用タイヤも増えてきています。
その開発費用は数十億円ともいわれますから、その新車用タイヤをチョイスするというのはまず間違いないでしょう。
一般の自動車ユーザーがその車に使う交換タイヤはせいぜい4、5回程度と思いますが、各メーカーは数十万キロに及ぶテストを繰り返しているのですから。

実際の話として一番多く耳にするのが、新車用タイヤが4〜5万km持ったのにそれに見合う(TVで宣伝している)高性能タイヤを付けたら3万km持たずにでもうスリップサインが見えてしまった。という話です。
逆に耐摩耗性よりタイヤ性能を重視される方はお好みのもので宜しいかと思います。
予算は補修用の一般タイヤの2〜3割り増しということですが、トータルで考えれば高い買い物ではないと思います。

このタイヤはレガシー スペックB専用タイヤ ポテンザRE050 215/45R18 になります。
 

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