「チェーン規制」のもつ意味。

「積雪のためタイヤチェーンなどの滑り止めが必要になります。」
冬の時期になりますと、この道路交通情報センターのアナウンスをよく耳にします。
現代においてこの表現は不適切であると私は思います。
普通の人でしたら、まず第一にタイヤチェーンが一番安全である。と考えてしまいます。
一昔前と違い、最近のスタッドレスタイヤは非常に性能が向上し、タイヤチェーンなど巻かずに走れる時代になりました。

さて、タイヤチェーンというのは一般に巻いてしまったら最高スピードは時速40〜50km以下で走らなければなりません。
それより最初からスタッドレスタイヤを履いて行ほうが安全性は向上しますし、第一、路上で滑り止めの為のタイヤチェーンを巻く行為はとても危険と思うのです。
又、この行為は渋滞の原因にもなりかねません。
(稀にある本当にチェーン装着が必要であるチェーン規制は、高速道路、峠及び道路が通行止になる直前だったりします。)
実際の高速道路でのチェーン規制は、通常でしたら4輪のタイヤに溝が十分に残っている冬タイヤ(スタッドレスタイヤ)を装着していていれば走れるのでいっそのこと呼び名を変えてみるべきではないでしょうか。
でも、呼び名を「チェーン規制」からスタッドレスタイヤ規制というのは言い方が…

「滑り止めタイヤ規制」というのはいかがでしょうか。

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