ティラノサウルス「スコッティー」
手前がティラノサウルス「タイソン」、奥がティラノサウルス「スコッティー」の全身復元骨格
昨日は、【国立科学博物館】に行ってまいりました。 実に35年ぶりの見学でした。
個人的に生き物全般が好きなので、あっという間に丸一日過ぎてしまいます。
鎧竜類 ズール・クルリヴァスタトル(Zuul crurivastator)頭部①
北米で最も完全なアンキロサウルス類の標本は皮骨、ケラチン、皮膚痕が残っていました。
ズール・クルリヴァスタトル(Zuul crurivastator)②
ズール・クルリヴァスタトル(Zuul crurivastator)③
流石に展示物は世界一と断言できるものが数多くあり、空調設備も整っている為か高温多湿の日本ではありますが、素晴らしいコンディション、そして配置に圧倒されます。
照明は全てLEDになり、熱による問題も解決された様です。
生物の多様性という言葉がありますが、星の数ほどの固有種をはじめとする特徴的な生物が存在し、一方で、現在では多くの種が絶滅の一歩手前の危機的状況にあり、中には既に絶滅してしまった種も存在します。
標本などのコレクションが、生物多様性の変遷と現状の把握、さらには実際の種の保全に対してどのように貢献しているのか、貴重な標本や関連資料の展示の中から探求し、未来を見据える事が重要であると感じます。
この生き物たちの繋がり、そして命のリレーにより、地球では豊かな生態系が保たれているのです。
古代サメ メガロドンの歯
シーラカンス目 アクセルロディクティス Axelrodichthys araripensis 化石