Citroen C2 Rally
Weight:650kg Power:150 bhp Tyres:Rally F 14/62-15 R 14/62-15
ここでMPEプログラムの個人的な感想です。
まず、シトロエンC2 ラリー、これは車重(ウェイト)が何と650Kgの超軽量スペシャルボディです。
シーケンシャルミッションとの組み合わせで、150bhp(150HP)のパワーでも十分に感じました。
コンペティション用、ミシュラン ラリータイヤのトラクションも十分に掛かり、振り回すのが実に楽しい痛快マシンでした。
次は、Formula Michelin です。
まず、この固定された専用Formula Michelin のエンジンに火を入れ、レクチャー(操作方法)を受けます。
Formula Michelin
Weight:480kg Power:196 bhp Max speed:260Kph 0-100Kph:3.5 sec
Tyres:Racing slick F 20/54-13 R 23/57-13
Fomula Michelin の感想です。
グリップは強力!腕の力が必要ですが、予想以上のスピードで突っ込んでも曲がれます!
シーケンシャルミッションでバン!、バン!、と.. 素早くシフトチェンジが可能です。
凄い横G!、そして縦Gも.. これはまさに異次元感覚です。。 F1パイロットになった気分でした!(自画自賛)
出来れば、あと、もう少し、プラス5周したかったですね!
今回のドライビングでは、自分で点数をつけるならば、高得点、いや、60点位かな~。
Clio Cup
Weight:1000kg Power:220 bhp 0-100Kph:4 sec Tyres:Racing slick F 20/62-17 R 20/62-17
クリオカップです。
ミシュランレーシングスリックが装着、これはカップカーですので箱とは思えない位のコーナーリングスピード。
ロールも少ないので、あれ? これはフォーミュラーでは、、と思った位です。
Weightが1000kgの軽量ボディ + シーケンシャルシフトで、220bhp(220HP)のパワーが300bhp(300HP)近くあるのでは?と感じました。
痛快マシン、セパンをあと10周したい気分でした。
Formula 2-Seater
Weight:500kg Power:196 bhp Max speed:260Kph 0-100Kph:3.5 sec
Tyres:Racing slick F 20/54-13 R 23/57-13
最後にFomula 2-Seater、です。 プロドライバーの後ろ(後部)に乗せていただきました。
まず、膝を90℃近く折り曲げまして、狭いコクピットへ.. 何か変だ?(足先がフニフニする。)
(何と)足の甲にはドライバーさんのお尻が、、柔らかい感触でした。
ピットクルーは(外から)慣れた手付きで6点式シートベルトをギュウギュウに。 締め上げられて、、キツイ。。
さあ、スタートしました、プロですから、いきなりエンジン全開フルスロットルです!
あの広いコース幅をリズミカルに、ピンポイントでトレース(trace)して行きます。 凄い横G!
ブレーキングも凄い! まだですか~、、えっ、こんな奥まで!! やられた~、、
リアタイヤは横滑~り、横滑り。
コーナーの立ち上がりからトラクションを掛けアンダーを綺麗に消して行きます。 ミラクルです!
ヘルメットの中の顔は引きつるより、(むしろ)笑ってしまいました。 異次元感覚というより、神がかり。
縦Gも半端ないもので、全身の体液が重力の掛かる方向へ.. そして首が重い~。
凄い仕事をするものだ、と思いましたね。
これを満点とするならば、午前中に自分がドライビングしたFomula Michelin、悔しいですが30点です。(笑)
Fomula 2-Seater、とても斬新でユニークな造りに感動しました。
フォーミュラーに自分が同化するような感覚、一体感。 まさにエキサイティング!
本物のプロドライバーがいかにドライビングが素晴らしく、そして磨かれているものか、良く判りました。
しかし、ミシュランという会社はこのFomula 2-Seaterをよく考えましたね。
本当にMPEプログラム、それはそれは素晴らしい体験となりました。
「自動車はタイヤの一部品に過ぎない」 という言葉を思い出しましたが、正しくそう感じた一日でした。
Petronas Twin Towers (ペトロナス ツインタワー)
「体験」と「経験」。
マレーシア セパンサーキットにて行われたミシュランの祭典 Michelin Pilot Experience 2013
タイヤを販売する上で本当に素晴らしい経験になったと思います。
この機会を与えてくださったミシュラン関係者様、そしてスタッフの皆様、
この場をお借りしましてお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。