「ピレリにとって環境は芸術です。」
ピレリジャパンにおけるイタリア人の最高責任者のこの言葉から新製品の発表会が行われました。 CO2の排出量を考慮したタイヤが鍵なのです!
..という訳で今回、富士スピードウェイにて行われましたピレリタイヤの試乗会に行って参りました。
今回のプレゼンテーションでの環境に配慮したこの新しいタイヤ、チントゥラート・シリーズのP4及びP6というこのタイヤは、マーケティングディレクターによれば、従来のトレッドコンパウンドや内部構造を見直し、より環境に対応したものだそう。
チントゥラートというのはイタリア語でベルトの意味。イタリアのこのピレリというメーカーは1951年にタイヤの中にベルトパックを入れたものを開発し、タイヤの高性能化に貢献したそうで以来、この名前を使っています。 (ピレリのトレードマークですね。)
全世界の二酸化炭素の排出量は乗用車だけでなんと11パーセントを占めているそう!で、この深刻な状況を打開するため各タイヤメーカーはエコタイヤの開発に力を入れています。
例えば、ブリヂストンのエコピア。横浜ゴムのEarth-1(アースワン)。ミシュランからはエナジーシリーズなどがあります。
さて、今回のチントゥラート・シリーズのP4及びP6はタイヤのサイド部に判りやすく四角いアイコンが付いていました。
エナジー(効果)、きれいな空気、長寿命。
以上の3つでとても分かりやすく表示されているんです。
ご覧いただいておりますこの2本の黒い金属の棒。 いったい何か分かりますか?
実はこれ、トルクレンチ専用のソケットなんです。
スナップオン製の特殊工具で130ミリ(13cm)以上でかなりの重さがあります。
ホイールナットの締め付けに使用しますが
特にポルシェやGT-R、フェラーリのようにフェンダーが膨らんでいる車両に効果があります。
実は、短いソケットではフェンダーに手があたってしまうんです。
特殊工具ですと作業も確実ですし、迅速ですから。
勿論、タイヤラボはこんなところにもコダワリがあります。
今日は仕事でポルシェセンターに行ってきました。
クルマの話のついでに素晴らしいカタログを頂きました。(白い本になってました。)
そういえば、と思い会社の机の引き出しの隅にあったカタログを出してみましたら
それは1988年。つまり20年経っていたのです。
当時、ポルシェ本社(シュトゥットガルト)まで行ったついでに頂いたものですが、あれからクルマはずいぶんと変わったものです。
その当時、最新の911(930)モデルに夢中でしたが世代が変わり、現在の911(997)は二廻りほど大きく変貌しました。
日産のGT-Rもそうですが、時代と共に改良されて今日に来ました。 最新が最良のようですね。
特にタイヤ/ホイールが変わりました。GT-Rは14インチから今や20インチなんですから!
性能はご存知の通りですが、クルマを操る楽しさ(楽しみ)はどう変わったのでしょうか。
今のクルマは安全な分だけスリリングさが薄れているような気がしてなりません。
しかし、安全に快適に移動することが最重要でしょうから、これは時代を考えれば当然なのでしょう。
タイヤラボでは乗用車以外にも、こんなバスのタイヤ交換も行います。
幼稚園バスの専用イスはとても小さいんです。お子様専用ですから。
子供達の歌声が聞こえてきそうですね〜。
117クーペ。70年代を代表する日本の名車。
綺麗なライン。これ、外板の成型や組立てなど、生産工程の大部分が手作業で造ってあります。 手造りなんです!信じられますか〜。(デザイナーはジョルジェット・ジウジアーロ)
又、このクルマのメーカーはいすゞなんです。(今やトラック製造メーカーですが。)
今や懐かしの三角窓で70年代の香り、ユーミンのフレーズが聞こえてきます。
エンジンもキャブがウェーバーで武装しております。凄いファンネル。。
なんでもこの117クーペは、発売開始以来10年間1台も廃車が出なかったとの業界記録を持つそうです。
もちろんタイヤ交換作業も慎重に行いました。 オーナー様ありがとうございました。
昨日の続きなんですが、これ、サルのようにも見えますが、、
野うさぎにも沢山出会えました〜。
2〜3羽跳ねていました。
10メートルくらいまで近づきましたが。。
<また来ますよ〜。 うさぎくん。>
今日は少し時間をいただいて筑波山の林道を走ってきました。
いつもこの季節になりますとバイクで深い山道を走るんですが、ホント気持ちがいいです。
やっといつもの場所にたどり着きますと、あの「道おしえ」(ハンミョウ)がお出迎えです。
この「道おしえ君」、大きさは2センチ位なんですが、手脚が長く、とても綺麗なんです。
この鮮やかな模様は、炎天下による体温の上昇を避けるために太陽光を反射するためとか。
人が近づきますと、ある一定の距離をおいてすぐに飛び立ってしまいます。
とても素速いんですよ!
さて、この場所も開発が進んでもう舗装が始まっていたのですね。。
白く塗られたラインの上で、何か言いたかったのでしょうか?
昨日、ふとこのような記事を目にしました。
最近のF1(フォーミュラ・ワン)界で最も話題になったものの一つとして、フェラーリがレース用タイヤに使用しているエアーが特殊ガスであるという事です。
それによりますと、(以下引用させていただきます。)
このフェラーリが使用していたガスは、レースカー・タイヤ専用に設計されたハイドロフルオロカーボン(HFC)をベースにした混合気体であり、このHFCを充填した場合、タイヤの回転中に生じる熱をほぼ一定の圧力下でホイールリムに効果的に伝導できる、というもの。
そして新しい混合ガスを充填されたタイヤは熱伝導が高いため、タイヤの温度が低く維持され、圧力が一定なので、タイヤの寿命を大幅に延長するとか。
実際のところこれらは企業秘密であり、公表されていないこともありますが、本当であれば近い将来、一般市販車(スポーツカー等)に標準指定となる日が来るかもしれませんね。
最新の3シリーズですが、標準タイヤがランフラットタイヤなのをご存知でしょうか。
5代目となるBMW3シリーズには、もうほとんどといっていいくらいに付いています。
この安全性は世界基準ですから、これからはトヨタやニッサン等にも標準装着になるんでしょうね。
..それにしましてもボディサイスが大きくなりました。
旧3シリーズ(E30)に乗っていた頃が懐かしく感じられます。