マクラーレン(McLaren) 675LTのお客様に
ピレリ P ZERO™ TROFEO R (ピー・ゼロ トロフェオ アール)をご注文いただき、交換作業が完了しました。
タイヤサイズは F 235/35ZR19 91Y 、R 305/30ZR20 99Y です。(マクラーレン承認 MCマーク付きです。)
マクラーレンシリーズの中でもこの究極の675LTは、市販タイヤ最強のセミレーシングタイヤ
ピレリ P ZERO™ TROFEO R (ピー・ゼロ トロフェオ アール)が純正装着されています。
このタイヤは一般公道走行可能なセミレーシングタイヤです。
675LTの意味は675PS/7,100rpmを発生し、LTはマクラーレンレースカー特徴のロングテールを指します。
こちらはフロントタイヤ 235/35ZR19 91Y
こちらがリアタイヤ 305/30ZR20 99Y
UMB調整(ユニフォミティ・マッチング・バランス調整)は必須となります。
今回、貼り付けウエイトはホイールに合わせて艶消しブラックを使用しました。
タイヤ交換作業は、きっちりと組み上げて調整しないと、間違いなくハンドルが振れ(ブレ)ます。
或いは高速時において、車速に比例して車体振動が発生します。
容易に時速300㎞以上出るマクラーレンでさえ、アクセル全開出来ません。
サーキット走行後という事で、ホイール洗浄を行いました。
これはホイール内側に張り付いたデブリ(タイヤカス)を剥ぎ落とす作業と、カーボンブレーキから生じる粉を洗い流す為です。
ブレーキキャリパー、バブクリーニング作業を行いました。
チタニウム製、純正ホイールボルト
交換作業の注意点ですが、(もちろんこの車だけではありませんが、ミスは許されません。)
マクラーレン社指定のジャッキアップポイント、及び指定トルクにより厳格に決められております。
交換はクルー全員で事前に綿密な打ち合わせを行い、作業予定時刻を大幅に短縮することが出来ました。
タイヤ交換作業は熟練した職人2名、そして今回は私がブレーキ、バブ廻りのクリーニングを担当しました。
弊社は創業以来、ピレリタイヤ正規代理店として半世紀にもなります。
(阿部商会から始まり、現在ではピレリジャパンに成りました。)
このような特殊なタイヤも供給いただく事は、日頃より本当に感謝しております。
又、安全にという課題を探求し、装着技術におきましても日々努力する所存です。
○○様、いつも弊社をご利用いただきまして誠にありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。