ヴィンテージカー専用タイヤ、ミシュランXWX入荷しました。
ミシュランXWXの特性については こちら
今回はテスラ・ロードスター(Tesla Roadster)タイヤ交換のご報告です。
タイヤは今回リアタイヤのみの交換でヨコハマ アドバン ネオバ AD07 225/45R17 91W 装着です。
(タイヤは横浜ゴムで専用タイヤのAD07 LTS、これはロータス・エリーゼ兼用となります。)
レアな電気式スーパーカー(スポーツカー)とあって大注目でした!
○○様、この度はご購入ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
現在、F1タイヤサプライヤーとして参戦しているピレリ社。
限定生産になりますが、このようなスーパーカー専用タイヤも生産しています。
ランボルギーニ カウンタック(Lamborghini Countach)用 345/35ZR15 (リア用) という凄いサイズです。
PIRELLI P ZERO SYSTEM(ピレリ ピーゼロ システム) Asimmetrico 非対称パターンになります。
最新生産分として入荷いたしました。
SOLD OUT 即日完売いたしました。
入荷次第、ホームページにアップいたします。
スーパースポーツカー、コンペティション用のタイヤ交換等のご用命、ぜひお待ちしております。
レース用及びラリー車両、ポルシェ、フェラーリ、スーパースポーツカー等一部のホイールリム部(タイヤビード部の接合部分)にはローレット加工しているものがあります。
これはタイヤビードのすべり止めが目的であり、ホイールのビードシート部表面をギザギザ加工するのが一般的ですが、表面の塗料の中にザラザラした砂を混ぜる場合もあります。
これはホイールとタイヤが強烈な加速や急減速時にズレる(空回りする)のを防止する為です。
ホイールのビードシート部表面にはブツブツした感触の塗料が施工されています。
フェラーリ純正ホイールの滑り止め加工(上側)
フェラーリ純正ホイールの滑り止め加工(下側)
この滑り止め加工、(念のために申し上げますが)スポーツ走行ではそれでもズレてしまう事もあるのです。
例えば、一般のスポーツラジアルではズレは少ないですが、一部のSタイヤにおいてはタイヤ内圧を下げる影響もあり、ハードブレーキング時や加速時においてズレる事が多々あるのです。
[ ホイールバランスの狂い ]
あまり知られていないですが、飛ばす車両ほどホイールバランス調整、タイヤメンテナンスが必要になるのはこの様な事例があるからです。
今回は通販でのお買い上げです。
スーパーカー用サイズになります。到着までしばらくお待ちください!
○○様、○○様、ご購入誠にありがとうございました。 今後ともよろしくお願いいたします。
今日はポルシェ911T(1972年式) タイヤ交換のご報告です。
タイヤは純正指定のミシュラン XWX 185/70VR15で限定生産品となります。
この車両は非常に珍しく、当時の正規輸入車で三和(D車)物との事です。
ドアも金庫が閉まるかの如く、まさに新車の香りが残る素晴らしいコンディションでした。
○○様、この度はご購入ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
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ここで ミシュランXWXの特性についてご説明したいと思います。
このXWXの独特のトレッドパターンですが、これは一見、一昔前のスノータイヤの様にも思えます。
これは当時の特に荒れた路面や、石畳に落ち葉が積もった状態を含め、全てにおいて性能を発揮できるよう設計されたものであると考えます。
又、積雪(圧雪)に対しても安全に走ることができるという話も聞いたことがありますが、事実、多少の雪であればまず問題無いでしょう。
特筆すべき点ですが、タイヤが温まれば腰が砕けることなく横剛性の高い設計により、意外なほどの高いグリップ力を生みます。
1960~70年代のスーパーカー指定タイヤでもあり、勿論時速300㎞以上の高速テストに合格した唯一のタイヤでもあります。 (当時の過酷なタイヤテストでタイヤバーストすることなく、又、XWX以外のタイヤはトレッドが吹き飛んだとも聞いております。)
当時(1970年代)はタイヤのスピードレンジのMAX(上限)がVRレンジしか無かった為か実際に時速300㎞以上公表するスーパーカーもその殆どがこのタイヤで記録に挑んだ訳です。
このミシュランXWXの設計は40年以上も前になりますがヴィンテージカーには無くてはならないものであり、現代にも通用する高性能タイヤなのであります。
今回、タイヤラボのこだわりと題して当社の特徴を新しくリニューアルいたしました。
高度な技術によりタイヤ・ホイールバランス調整を追及しております。
特に高性能タイヤを購入予定の方、ぜひご覧下さい。
(画像はBMW 19インチランフラットホイールバランス調整です。)
現在、F1タイヤサプライヤーとして参戦しているピレリ社。
限定生産になりますが、このようなスーパーカー専用タイヤも造っています。
F 245/40ZR17、R 335/35ZR17 という凄いサイズです。(前後ともAsimmetrico 非対称パターンです。)
実はあまり知られていない話になりますが、ピレリP7の生みの親、メッザノーテ氏によるフェラーリ社との共同開発の末にF40専用タイヤとして設計された訳ですが、1987年発売当時からトレッドパターン及び内部構造が変更(改良)されているのです。
発売当初のフェラーリF40用の場合、パフォーマンスを追及するあまり、タイヤコードにケプラーが使用され非常に軽く、これには驚きました。
又、当時のレーシングタイヤに近い構造だったせいでしょうか、タイヤのエアー漏れが非常に早く、尚且つトレッドブロックの段減りが著しい為か、タイヤノイズに悩まされたドライバーが多かった様です。
実は私も当時初期のフェラーリF40に試乗した時に感じたのですが、タイヤトレッドから発する唸りというかノイズに、「これはハブベアリングの音?」と思った程です。
詳しくは初代 P ZEROからこのP ZERO SYSTEM の間にマイナーチェンジが度々行なわれ タイヤトレッド、サイドウォール、内部構造も改良されたのは事実で、私の知る限りでは 初代のF40に装着してあるものから数えて4回の改良が行なわれたように記憶しています。
現在のPIRELLI P ZERO SYSTEM(ピレリ ピーゼロシステム)はスチールコードがふんだんに使用され、
(その分重量も増えましたが)スポーツドライビングだけでなく、快適性にも十分満足できるタイヤに進化したのです。)
先日お客様からご注文いただきましたミシュランXWXが入荷しました。
(こちらのサイズは 215/70VR15になります。)
このミシュランXWXの設計は40年以上も前になりますが、現在も少量生産を続けています。
ビンテージポルシェ、フェラーリ、ランボルギーニ、ジャガー、アストンマーチン等に装着可能です。
サイズにより長期欠品しているものもございますが、ぜひお問い合わせください。
ずらりと並んだ各チームのマシン! 壮観です。
レースに使用されるのは、「ガヤルド LP 560-4」をベースに開発されたこの「ガヤルド スーパートロフェオ」
と呼ばれるマシンです。 ガヤルドは、2003年の発売以来、1万2000台以上が販売されているというもので、
ランボルギーニ社においてはまさにドル箱ともいえるでしょう。
本番前に備えて最終チェックでしょうか。でも一番心配な事が、、
先ほどまで風が強く、スコールのような大粒の雨。
特にタイヤ選択は重要なのです。
レインタイヤにするか、ドライスリックに履き替えるか..
レースの勝敗を決める鍵はタイヤなのです。
ピレリタイヤ レース部門が慌ただしくなっています! (ピレリタイヤコンペティション部門)
つい先ほどまでレインタイヤの指示が、ドライスリックに!
このピレリスリックは予選走行にて使われたものでしょうか..
タイヤ表面が良い感じに溶けていますね。
最終チェック後にFボンネットフードを取り付けます。
こちらは上海チームのマシンでしょうか、車体のスポンサー名には漢字が..
左上段の溝のないタイヤが、ピレリ レーシングスリック(ドライ、乾燥路面用)です。
その下が、ピレリ レーシングレイン(雨天走行用)です。
ポールポジションは赤のマシンです。
緊張する一瞬です!
スタートされました!
(一瞬の出来事で、カメラは後ろの方しか撮れませんでした。)
次回はうまく撮れますように..
レース終了後のピレリ テント前には使用済のスリック(ドライ)タイヤが..
最後にこの機会を与えてくださったスポンサー及び関係者様、そしてスタッフの皆様、 この場をお借りしましてお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。